滑走路を管制するタワーコントロールは、。管制塔を意味するタワーの名の通り、航空機の離着陸をコントロールする空港の中枢となる重要な管制席です。そんなタワーコントロールから出る離陸の許可が「クリアード フォー テイクオフ」。タワーがこれを告げると、航空機は機首を上げて目的地へと向かって行くのです。

タワーコントロールは着陸機も管制

滑走路の管制を担当するタワーコントロールは、着陸機も管制します。着陸機は空港に接近してくるまで目視できないので、世界中の航空機の現在地をリアルタイムで表示するスマホアプリ「Flightradar24」を併用して待っているとよいでしょう。

着陸機がタワーと交信を始めると着陸の許可が「オールニッポン321、ランウェイ34レフト クリアード トゥ ランド(全日本空輸321便、滑走路34Lへの着陸を許可します)」のように出ます。「クリアード トゥ ランド(cleared to land)」が着陸許可のフレーズです。

タワーの受信を楽しむポイントは離陸許可の「クリアード フォー テイクオフ」と着陸許可の「クリアード トゥ ランド」です。この2つのフレーズを聞き逃さない、“エアーバンド耳”を持ってください。

タワーコントロールの管制圏は立体的

タワーコントロールの管制範囲は滑走路上だけではなく、「管制圏」と呼ばれる周辺の空域が含まれて立体的です。空港によって管制圏の範囲に差異はありますが、基本的に空港を中心とした半径5マイル、高度3,000フィートの円柱状になっています。

この空域に進入して来るすべての航空機を管制するのですが、離着陸機だけではなく、管制圏を通過するヘリコプターも対象です。管制圏内にあるヘリポートを離着陸するヘリコプターも空港のタワーの管制を受けます。

都市部では警察ヘリや消防ヘリ、マスコミの取材ヘリなどが頻繁に飛行しているので、管制圏に入る時には必ずタワーと交信して許可を得た上で進入します。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「タワーコントロールが着陸の許可を出すフレーズ