
かつてドライブレコーダーは、タクシーや長距離トラックなど業務用というイメージが強く、一般ドライバーにはなかなか受け入れられにくいアイテムでした。自分の違反の証拠が残るから…と考える人も少なくなかったようです。しかし、2017年6月に神奈川県で発生した、あおり運転によって引き起こされた事故で風向きが変わります。
お守りとしてドラレコが普及していく
被害者家族が乗車していたワゴン車を、男が執拗に追いかけ進路妨害を繰り返した挙げ句、追い越し車線で前方に回り無理やり停車させたところに、後続の大型トラックが衝突…。
東名高速夫婦死亡事故によって、あまりにも理不尽なあおり運転の実態が知れ渡るようになると、「お守り」としてドラレコが普及していくことになったのです。
また、2020年の道路交通法の改正により、あおり運転(妨害運転)に対する罰則が創設され、取り締まりの対象となりました。警察庁では、あおり運転への警告とともに、ドラレコの活用を推奨しています。
大手メーカー製ドラレコの夜間の画質
こうしてドラレコは、後方も撮れる前後2カメラ式、車内にも対応した3カメラ式、全方位撮れる360°モデルなど、発展・進化していくことになりました。
今では、5,000円以下の激安中華製ドラレコですらフルHD対応をうたう時代です。しかし、「お守り」とするならドラレコは大手メーカー製をオススメします。
その理由は、夜間の画質。明るい昼間なら使えるレベルでも、照明が不足する夜間は高感度のセンサーやチューニング技術によって差が出るからです。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ドラレコは中華製より大手メーカー製を選ぶ理由」