
これまで定額制の動画配信サービスは、月額千円前後で配信作品もそこまで大きな差はありませんでした。しかしここ数年、競争が激化する中で特徴を打ち出し、差別化を図ろうとする動きが加速しています。メインを押さえつつ、それを補足するように契約するのが令和流の動画配信サービスの歩き方かもしれません。
動画配信サービス国内シェアトップ
低価格路線で大プロモーションを展開する「DMM TV」、アニメ特化で生き残りをかける「dアニメストア」、高価格帯ながら豊富な作品数でシェアを伸ばす「U-NEXT」など、定額制の動画配信サービスは差別化の動きが加速しています。
そんな中、2023年の国内シェアトップは5年連続で「Netflix」の21.7%。ただし、直近2年では前年比減となっており、今後トップを維持できるかに注目が集まるところです。
そして「U-NEXT」が15.0%で、「Amazon Prime Video」の12.9%を抜いて初の2位に浮上。Paraviとの統合もありシェア拡大が続いています。3位に「Amazon Prime VIdeo」の12.9%、4位に「DAZN」が9.7%、5位に「Disney+」が8.9%と続きます。
動画配信サービスのシェア上昇率1位
一方、直近1年のシェア上昇率を見てみると1位は「U-NEXT」で2位が「DMM TV」。それぞれ2.4%、1.5%上昇しています。3位は0.9%上昇の「Amazon Prime Video」でした。
シェアが伸びているのは、いずれも差別化に成功している動画配信サービスばかり。国内では、勢いに乗るU-NEXTが古参のNetflixを追い抜く日が来るかもしれません。
動画配信サービスの市場規模は5,000億円を超え、前年比では12%以上伸長。今後5年間で7,000億円規模になるとの予想もあります。動画配信サービスの最新動向から目が離せません。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「動画配信サービスで国内シェア上昇率1位どこ?」