アーカムが展開する独自ブランドのHUNTER EYEシリーズ。さまざまな機器がある中で、暗視スコープもラインアップしています。「ARK-NV1180」は最小クラスのボディで、2万円を切る価格ながら、解像度や赤外線性能は共に十分合格点レベルです。小さなボディの暗視スコープを実際にテストしてみました。

暗視スコープに2.4インチモニター搭載

アーカムの暗視スコープ「ARK-NV1180」は2.4インチのモニターを搭載しているので、顔から離して運用できるのがメリット。視野が広く、また各操作ボタンの押し間違いも防げるでしょう。

標準ではグレーの映像ですが、パープルやグリーンにも切り替えられるので、シチュエーションによって視認しやすいものを選べます。入門用としてぴったりの1台といえるでしょう。

実際に明かりが少ない駐輪場でテストしたところ、暗闇の状態でも自転車に近づく不審者があらわになりました。30m先のターゲットまで赤外線はしっかり届いています。

暗視スコープで他のカラーに切り替え

この暗視スコープは視野角が広いため、ターゲットを捕捉しやすい印象です。モードボタンを押して他のカラーに切り替えて試してみたところ、パープルの視認性が優れていました。

暗視方式は2.5世代相当で、解像度は1920×1080ドット(AVI)、記録メディアはmicroSDカード(最大32GB)です。赤外線出力は3Wで、赤外線波長は850nm、IRレベルは5段階となります。

レンズF値はF1.2で、ディスプレイサイズは2.4インチ。検出可能距離は300mで、デジタルズームは4倍です。電源はリチウムイオン電池(2,260mAh)で、防水等級はIP54となります。サイズ/重さは85W×50H×108Dmm/207g。実勢価格は19,800円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「2万円を切る入門用にぴったりの暗視スコープ