アーカムの「ARK-NV-HC2186」はハンディカメラ型の暗視スコープで、5Wの赤外線出力と4K録画という高スペックを実現しています。有効距離は最大800mと広範囲で、わずかな光さえあれば本来の色を残したまま、フルカラー状態での記録も可能です。

暗視スコープでも直感的に操作できる

アーカムの暗視スコープ「ARK-NV-HC2186」は、ズームや録画ボタンの配置は、一般的なハンディカメラのパターンを踏襲しているのがポイント。初めての運用でも、直感的に操作できるでしょう。

ディスプレイを開くと、自動で電源がオンになる仕様もハンディカメラまんまの仕様です。不意にターゲットが現れても、すぐに録画をスタートできます。

明かりが少ない河川敷で性能をテストしたところ、判別しにくいコンクリートと茂みの境い目に陣取っている人物も、フルカラーで人型を浮かび上がらせてくれました。

映像のザラ付きが少ない暗視スコープ

最大まで拡大しても、映像のザラ付きが少ないのはこの暗視スコープのメリットです。服の模様や看板の文字まで認識できました。ある程度の明かりがあれば、通常カメラのような鮮明な映像になります。

暗視方式は2.5世代相当で、解像度は3840×2160ドット(AVI)、記録メディアはmicroSDカード(最大512GB)です。赤外線出力は5Wで、赤外線波長は850nm、IRレベルは3段階となります。

イメージセンサーは2.0MP CMOS Sensorで、レンズF値はF1.2、ディスプレイサイズは3.0インチとなります。検出可能距離は800mで、デジタルズームは8倍、電源はリチウムイオン電池(4,000mAh)です。サイズ/重さは87W×48H×152Dmm/331g。実勢価格は35,200円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「4K画質のハンディカメラタイプの暗視スコープ