Bushnellの暗視スコープは、撮影・録画機能を搭載したエクイノクスシリーズとしてラインアップ。ハンターや監視目的など、実戦の場で幅広く活用されています。今回テストした「エクイノクスX650」は、ハンドベルト付きで片手で持つと、まるでDVカメラのように使えます。サイズ感的にも見た目にも、カジュアルに使用できそうでした。
暗視スコープが自動で赤外線ライト
Bushnellの暗視スコープ「エクイノクスX650」は上部の電源を入れると、周囲の環境次第(暗い場合)で赤外線モードが自動でON。最適な強さの赤外線ライトを照射するため、素早く証拠を押さえられます。
昼間に望遠スコープとして使いたい時などは(カラーモード)、レンズキャップを装着して光量を抑えて使用します。赤外線イルミネーターはレンズの下に設置。肉眼では、赤い点のように見え
る程度です。
夜の公園のシェアサイクル置き場で暗視スコープをテストしてみました。道路側は街頭の明かりがありますが、柵の陰になり自転車は認識できません。
暗視スコープの赤外線が激しく反射
Mボタンの長押しで設定画面に入れる仕様。Lampでは、赤外線モードの起動&強さを手動で選べます。赤外線を2で照射すると、リフレクターに激しく反射。30m先の自転車の数やサイズが分かります。
さらに、もしストーカーの待ち伏せに気づいたら…という想定で、緑道を散歩&ジョギングする人を暗視スコープで捕捉してみました。片手で持っていれば、素早く操作できます。
解像度は2048×1536ドット(JPG)、640×480ドット(AVI)。赤外線は850nmで、有効距離:198mとなります。望遠倍率は5倍、デジタルズームは3倍。電源は単3形アルカリ乾電池×3本です。サイズ/重さは65W×85H×190Dmm/330g。標準本体価格は55,000円です。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「定番ブランドのデジタルナイトビジョンをテスト」