
スパイカメラで知られるスパイダーズXでは、暗視撮影に強い機器がGexaシリーズとして展開されています。「GX-109」は、デジタル双眼鏡タイプの暗視スコープ。モニター式なので、接眼レンズを直接目に押し当てる必要はなく、さらに視界が広いためターゲットの捕捉が容易なのが魅力です。長時間の監視や調査も楽にこなせるでしょう。
暗視スコープが150m先まで詳細に記録
スパイダーズXの暗視スコープ「GX-109」を大通りから外れた夜道でテストしたところ、イメージセンサーとレンズの組み合わせが優れているようで、わずかな明かりがあれば赤外線OFFでも情報量の多いカラーで記録できました。
その状態でIRボタンを押すと、赤外線を照射できます。このほか、Mボタンで静止画/動画/再生モードを切り替え。2.8インチのモニターにより、撮影したデータも確認しやすい仕様です。
動画モードでテストしてみたところ、150m先のカーブまで詳細な道路状況を記録できました。カラーモードでは、カーブ手前の標識の種類や色も判別可能です。
暗視スコープは赤外線の方がシャープ
赤外線モードでは、ライトを点けてカーブの先から出てきた自転車を暗視スコープで捉えることができました。カラーモードより、映像は全体的にシャープな仕上がりです。
解像度は3200×1080ドット(JPG)、1920×1080ドット(AVI)で、記録メディアはmicroSDカード(最大256GB)です。赤外線は850nmで、有効距離:最大500mとなります。
望遠倍率は光学5倍、デジタルズームと合わせて10倍。電源はリチウムイオン電池となります。サイズ/重さは約130W×58H×185Dmm/約497g。実勢価格は69,800円です。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「大きめモニターでプレビューできる暗視スコープ」