地上波のみの契約でも月1000円を超えるNHK受信料は、NHKの番組をまったく見ずに民放局の番組のみ見続ける人も支払う必要があります。NHK受信料を節約するためには、テレビ放送をまったく受信できないようにする必要がありますが、民放番組の視聴だけであればネット配信で楽しむという選択肢もあるのです。

NHKを解約するにはアンテナ撤去する

NHK受信契約は放送法上、NHKのテレビ番組を視聴可能な機器を設置した場合に結ばなくてはなりません。ここでいう「機器」とはテレビに限らず、レコーダーやCATVのセットトップボックス、ワンセグ搭載の携帯電話やカーナビなども含まれます。

さらに、テレビなどのチューナー設定でNHKを受信チャンネルに設定していない状態でもNHK受信契約は必要です。これは、設定を変更すれば容易にNHKのテレビチャンネルが受信可能となるため。ただし、アンテナが故障するなどテレビ番組自体が受信できない状態の場合はNHK受信契約の対象外となります。

そのため、自宅からテレビ受信用のアンテナを撤去すれば、NHK受信契約は解約可能。ただし、この場合はNHKに限らず民放のテレビ番組も受信できなくなります。また、BSアンテナを撤去して地上波用のアンテナを残すケースでは、NHK受信契約を衛星契約から地上契約へ切り替えることが可能です。

NHK解約してもTVerで番組は視聴可能

とはいえ、アンテナをすべて撤去してNHK受信契約を解約しても、民放のテレビ番組がまったく視聴できなくなるわけではありません。じつは、民放テレビ局が制作したドラマやバラエティ番組に限れば、民放共通の見逃し配信サイト「TVer」を利用することでその多くがカバー可能です。

TVerで配信される番組は、多くの場合は視聴期限が本放送終了後から次回放送までに設定されています。さらに、各民放系列で全国放送される番組のうち、19時~22時台に放送されるドラマやバラエティ番組の多くはリアルタイム視聴が可能です。

ちなみに、「ハートネットTV」などの一部教育番組に限られるもののNHKの番組もTVerで配信中で、NHK受信契約を解約しても視聴可能です。なお、TVerでは通常は番組中にCMがはさまれますが、NHKは法律上、他社の広告を流せないため、NHKが行う配信サービス「NHKプラス」の広告が流れる仕組みになっています。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「アンテナ撤去でNHK解約後も地上波を楽しむ方法