光があれば闇があるもの。生成AIによりさまざまなことが可能になった一方で、解決していくべき課題も生まれています。AI技術が“悪用”されてしまった不都合な事例を振り返っていきましょう。日経新聞が公開している、生成AI画像の闇に迫る渾身のドキュメントは一見の価値のあるコンテンツです。
生成AIを地道に人の目で確認する作業
生成AIの進化は凄まじい一方で、膨大なデータを学習するにあたり、負の側面があることも知られています。著作権を侵害しているのではないのでしょうか。
日本経済新聞は2024年6月、生成AIと日本アニメをテーマにした調査報道コンテンツを公開しました。生成AI画像の共有サイトにある人気キャラ9万枚の画像を目視でチェックし、生成時に使われたプロンプトも1枚ずつ調べたのです。
そのうえで、オリジナルと似ている画像を3か月かけてピックアップ。約2,500枚が類似画像と判断しました。一瞬で作れるAI画像を調べるために、地道に人の目で確認していく…狂気ともいえる執念が垣間見えます。
生成AI画像の権利侵害についての調査
公開されているコンテンツは2つあり、「氾濫する生成AIアニメ」は上記の生成AI画像の権利侵害についての調査。NIKKEI Film「蝕(むしば)まれる日本アニメ 生成AI時代、横行する『新・海賊版』」では、動画をターゲットにさまざまなアプローチで検証しています。
1枚の画像から動画を作り出せるという技術のワクワク感、その一方で違法な画像でも容易に動画にできてしまう事実。まさしく、「新・海賊版」です。
なお、これらのコンテンツの概要を解説しているのが、「生成AIで日本アニメ『新・海賊版』横行 調査報道の裏側」という日経新聞の記事です。ぜひ各サイトにアクセスしてみてください。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「生成AIの闇に迫る日経新聞のドキュメント公開中」