闇バイトや違法薬物売買の連絡用として有名になってしまいましたが、Telegramの特徴の一つがセキュアな通信機能です。2019年の香港デモなど各地の民主化運動で若者らの交流にTelegramが使われた理由でもあります。闇バイトで重用されるTelegram便利機能の使い方を見ていきましょう。自分専用の保管場所を作ることもできます。
Telegramのシークレットチャット機能
一定期間でメッセージが自動削除されたり、サーバーに情報を残さず暗号化して直接やり取りするシークレットチャット機能は、今後、もしかしたら内部告発する際などに役立つかもしれません。
メッセージの自動削除は「設定」→「プライバシーとセキュリティ」で、「メッセージの自動削除」を選択。有効にすると、今後のチャットは指定時間で全員の画面から消えるようになるわけです。
Telegramのシークレットチャットは招待制なので、相手を選んで「秘密のチャット」を開始するというかたち。カギ付きのチャットルームが作られる。とはいえ、匿名性をあまり過信してはいけません。
Telegramが容量無制限のクラウド化
Telegramのアップしたデータの保存期間は無制限というメリットを活かして、自分だけのグループを作成し、データ保管場所として活用するという手があります。
半年前の写真でも、1年前のPDFでもダウンロードして取り出せるので、サーバー代わりに使えるのです。なお、グループを作る際はPCでの作業が必要になります。
PCでTelegramを起動し、三本線の設定をクリック。新しいグループを作りグループ名を入力したら、メンバーを招待せず。これで自分だけのぼっちグループになり、容量無制限のクラウドとして使えるようになるわけです。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「闇バイトで重用されるTelegram便利機能の使い方」