iOSでゲームエミュレータが解禁される一方、有力なSwitchエミュレータが対策されたり、Switchの新たなハックが登場するなど、表に裏に話題の多いゲーム業界。日々進化するエミュレータに要注目です。Nintendo Switchエミュレータ「Yuzu」があえなく公開停止になった経緯を見ていきましょう。

Yuzuは4K対応するSwitchエミュレータ

Nintendo Switchエミュレータ「Yuzu」といえば、ほとんどのゲームが動作し、実機よりもハイクオリティな4Kでのプレイにも対応するという、ある意味実機を超えたオープンソースエミュレータでした。

開発当初は自作ソフトのみが動作する仕様でしたが、その後市販ゲームの動作が確認され、一気に拡散。そんな状況を問題視した任天堂は2024年2月、「海賊版対策の暗号キーのセキュリティを回避しているため、著作権侵害に当たる」と提訴します。

Yuzu側も徹底抗戦すると思いきや、なんと開発チームは素直に著作権侵害を認め、任天堂に240万ドルの賠償金を支払うことで和解…。Yuzuはあえなく公開停止となってしまいました。

Yuzu後継に同様のSwitchエミュレータ

閉鎖前のYuzuの公式サイトを見ると実機を超えた4Kで遊ぶことも可能で、もう実機はいらないレベル。それは任天堂も怒って当然といえるかもしれません。

Yuzuの後継プロジェクトとして「Suyu」「Sudachi」といった同様のSwitchエミュレータが登場するが、こちらもすぐに任天堂が対応。開発に使われていたDiscordサーバやGitLabが次々と削除されています。

Switchエミュレータは完全終了…と思われていますが、実は「Ryujinx」という古参のSwitchエミュレータはなぜか今も健在。今後も生き延びることができるのか注目です。(文/pusai)

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Switchエミュレータ「Yuzu」があえなく公開停止