「ETCマイレージサービス」は、高速道路でETCカードを利用して支払った通行料金がポイント還元されるサービス。じつはETCマイレージサービスは、ETC車載器なしでもマイレージポイントを貯められます。というのも、緑色の一般レーンでも、ETCカードはキャッシュレスで使用可能。マイレージポイントもしっかり貯められるのでした。

ETCカードのマイレージは登録が必要

「ETCマイレージサービス」は、高速道路・有料道路をETCで頻繁に利用する人向けのポイントサービス。ETCカードを使うと自動的にマイレージポイントが貯まるわけではなく、事前にマイレージの利用登録をしなければなりません。

ETCマイレージサービスは、ETCによる通行料金の支払額に応じてポイントが貯まり、そのポイントを無料通行分と交換できるサービス。なお、マイレージポイントの付き方は道路事業者によって異なります。東名高速をはじめとするNEXCO3社の路線ではポイント還元率は最大10%です。

サービスはWebサイトから登録(郵送・電話受付にも対応)できて、約1週間後から利用可能です。なお、登録の際にはETCカードのほかETC車載器番号とナンバープレート情報が必要。ただし、ETC車載器を取り付けた自動車限定というわけではなく、登録ETCカードをレンタカーで利用してもマイレージポイントは貯まります。

ETCカードを一般ゲートで手渡しする

加えて、ETC車載器のないクルマで高速道路を通行する時でも、手持ちのETCカードは有効。係員のいる料金所でETCカードを使えば、クレジットカードと同じようにキャッシュレスで通行可能です。

ただし、ETC車載器による無線通行が条件になっている、休日や時間帯による通行料金のETC割引は適用されません。とはいえ、ETCマイレージサービスのポイントはETCカードで支払った通行料金分をしっかり貯められます。

例えば、ETC車載器のない親の軽自動車で高速道路を走る際もETCカードで通行料金を支払えば、自分のETCカードにマイレージポイントを貯められるというわけ。ETC車載器なしでマイレージポイントを貯めるには、緑色の「一般」のレーンでETCカードを使えばよいのです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ETCカードを一般レーンでキャッシュレスに利用