
パチンコの大当たりで獲得した出玉は、まず特殊景品と呼ばれるアイテムに交換し、次にパチンコ店の“なぜか”近くにある買取所で現金化するシステムになっています。東京都では、このパチンコの特殊景品に貴金属を採用。金相場の高騰もあって“リスクがない投資”として一部から注目されているのでした。
パチンコ特殊景品に東京都は貴金属
パチンコの特殊景品は万年筆やペンダントなど地域によってさまざまですが、東京都が採用しているのは貴金属。かつては純金のみでしたが、世界的な金価格の高騰に対応できず、2024年夏ごろから純銀の特殊景品が登場し始めました。
2024年12月現在は3種の特殊景品が存在し、交換レートは次の通りです。0.3g金景品が6,000円、0.1g金景品が2,000円、1g銀景品が500円となっています。
この交換レートは実際の相場とある程度リンクしており、外部流出を防ぐ意味もあって、基本的には買取所の方が若干上回る設定となっています。
しかし、2020年ごろからの金価格の高騰は異常でした。2019年は純金1gが平均4,918円だったのに対し、2024年12月には1gが14,545円と約3倍にアップしています。
パチンコ特殊景品の交換レート2倍以上
0.3g金景品の交換レートも2019年は2,500円だったので、2倍以上になっているのです。つまり、金景品は塩漬けしておくと、すぐに交換するよりも儲かる可能性が高いということです。
1990年の金景品導入以降、たとえ金価格が下がっても交換レートのダウンがないことも、パチンコの特殊景品が“リスクがない投資”として一部から注目されているのです。
東京都の場合は即日交換が強制ではないので、持ち帰ってもルール違反になることはありません。個人的なへそくりとしてはもちろん、シャレの分かる友人への誕生日プレゼントにするのもアリなのでは?
なお、東京都の特殊景品は一定期間ごとにモデルチェンジをしており、古いタイプは買取所(TUC)での交換を断られるケースも否定できません。その際は事前告知があるはずなので、常に貼り紙などをチェックしてお来ましょう。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「パチンコ特殊景品が純金の高騰で注目される理由」