
何でも安く手に入るのがディスカウントストア。電池も激安価格で販売されており、お世話になっている人も多いでしょう。ディスカウントストアといえば、国内大手のドン・キホーテをはじめ、会員制倉庫型量販店コストコなどが有名どころ。プライベートブランドのほか、ノーブランド乾電池を展開しており、性能が気になります。
ディスカウントストア乾電池を比較
そこで、ディスカウントストア乾電池にドン・キホーテとコストコ2商品に加え、全国57店舗を展開するミスターマックスの商品、そして基準値としてパナソニックの「金パナ」を加えて比較してみました。
結果は、コストコの「カークランドシグネチャーアルカリ単3乾電池」が1位でした。48本1,298円で、1本あたり約27円と価格は100均並みの安さです。実測容量は1,080.0mAhでした。
終止電圧までの時間は57分と最長ではないものの、放電電圧は1.0Vまでは他を寄せ付けない強さ。反面、1.00Vを切ると一気に落ち込むので、高出力LEDライトやスマホ充電などハイパワーな用途に向いています。
コストコの「デュラセル アルカリ単3乾電池」は、初期電圧がカークランドに次ぐ2番手で、終止電圧までの時間が62分と最長。価格は40本2,180円で1本あたり54円ですが、粘り強さはあるのでラジオや時計といった小電流機器に使うとコスパが良さそうです。実測容量は1,265.8mmAhでした。
ディスカウントストア乾電池のコスパ
ミスターマックスの「アルカリ乾電池 単3形」は、20本449円と1本あたり22.4円という驚きの低価格。実測容量は1,163.9mAhと、デュラセルに次ぐ2位とスペックだけ見るとコスパが良さそうです。
しかし、初期ドロップの落ち込みが大きく、そのまま粘ることなく終止電圧へ一直線。終止電圧までの時間は55分でした。小電流機器のリモコンなどの日常使い向きでしょう。
ドン・キホーテの「アルカリ乾電池 MEGAVOLT」は、2014年から2023年までに累計1億6200万本を販売したというディスカウントストア乾電池のロングセラー。2024年後半にはパッケージだけでなく、製品自体も刷新されたようですが、結果はいま一つ。実測容量が1,069.1mAh、終止電圧までの時間は52分でした。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ディスカウントストア乾電池はどのお店で買う?」