2019年9月に登場した「Nintendo Switch Lite」は、発売から3か月ほどで国内販売台数は100万台を突破するほどの人気ゲーム機になりました。そんなSwitch Liteも発売から5年以上が経過。ポータブル機なのでバッテリーをはじめ、ボタンやジョイスティックなどの劣化が気になり始める頃でしょう。

Switch Liteをパーツ交換でセルフ修理

Switch Liteはジョイコンが交換できない一体型なので、修理はパーツ交換しか手はありません。任天堂の公式修理は、バッテリーやジョイスティックの交換が1か所4,950円と高額です。

過去には「ワイドケア for Nintendo Switch」という定額制修理サービスが存在し、月額200円で修理できましたが、使い倒す人が多かったようで2023年に終了してしまいました。

つまり、いま現在、セルフ修理が最安ということになります。据え置きのSwitchに比べて手間はかかりますが、気になるパーツをリフレッシュすれば使い勝手は向上するはずです。

Switch Liteのパーツ交換に互換品利用

というわけで、互換品を使ったパーツ交換を紹介しましょう。まずはバックパネルのYネジとプラスネジを外し、バックパネルを取り外します。さらにシールドプレートを取り外せばバッテリー交換が可能です。

バッテリーは両面テープで固定されているので、無水エタノールなどでテープを除去して交換します。続いて、逆サイドのヒートシンクを除去。カードスロットやZRトリガーも同様に取り外し、各種フィルムケーブルを抜き、左基板を分離します。

ボタン類が出てきたらラバーとジョイスティックを交換。右基板も同様にラバーとジョイスティックを交換して元に戻しましょう。バックパネルに付いている電源/音量のラバーも忘れずに。外したパーツを全て元に戻して組み直し、動作を確認したら完了です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「経年劣化したSwitch Liteパーツを交換した結果