
クルマ盗難でガラスを割ったりピッキングしたりするのは過去の話。クルマ盗難の手口もアナログからデジタルへ進化しています。そして、トヨタ系をターゲットとした盗難手口で台頭しているのが「CANインベーダー」。盗まれたトヨタ車のほとんどでこの手口が使われているようです。詳しく見ていきましょう。
CANインベーダーでランクルなど60件
報道によると、関東など1都7県でランドクルーザーなど約60件の高級車窃盗に関与したとして、栃木県の日系ブラジル人の男2人を逮捕。手口には「CANインベーダー」が用いられ、被害総額は2億1,000万円に上るといいます。
モバイルバッテリー型の器具から伸びたコードを、バンパー内に挿入して有線接続。車載ECUとCANシステムに強制アクセスして、エンジンを始動させてしまう盗難手口です。
バンパー内部にある配線とCANインベーダーを直接接続して、制御システム(Control Area Network)に強制アクセス。窃盗犯はエンジンを始動させます。
CANインベーダーが5分以内のケース
CANインベーダーは車種によっては部品を外したり、ボディを切断したりする作業が必要になるものの、作業時間が5分以内で済むケースもあるとのこと。そうなると、防犯カメラやアラームなどで異常を感知しても現場を押さえるのは難しいでしょう。
一方で、純正スマートキーから発せられる315MHz帯の電波を中継・増幅して、クルマを乗っ取る手口が「リレーアタック」。電波が届く範囲は3m程度なので、純正キー付近で中継・増幅する役と、クルマ付近で待機する実行役が必要です。
中継役が玄関などに置かれたスマートキーの電波を外から受信して増幅して送信。窃盗役が車両近くでその電波を専用機器で受信して解錠するという流れになります。純正キーを電波が遮断できる金属ケースなどに入れておくことによって、ある程度の被害は防げます。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「クルマ盗難「CANインベーダー」は作業時間5分?」












