生成AIといえば、専門サイトで複雑なプロンプトを入力するなど、非常にハードルが高いものでした。しかし現在では、誰でも当たり前のように利用できるサービスになっています。「SeaArt」は、2024年8月に日本に登場したオンライン画像生成ツール。最大の特徴は、多彩なモデルを自由に選べる点にあります。

SeaArtは曖昧な指示でもある程度補完

「SeaArt」は、2024年8月に日本でもサービスを開始したオンライン画像生成ツール。実写、イラスト、さらに動画まで対応し、独自モデルに加えてStable DiffusionやFLUX.1も利用可能。対応モデルは30万以上と圧倒的です。

Web上で使える画像生成AIの定番である「Stable Diffusion」のような感覚で、プロンプト次第で高品質な出力が可能。日本語の曖昧な指示でもある程度自動補完してくれます。

学習機能も含め、SeaArtはStable Diffusionの機能をほぼ網羅していますが、他のAIのように“お任せ”というわけにはいかず、目的に合ったモデル選びが重要です。

SeaArtには30万以上の多彩なモデル

最大の特徴は、多彩なモデルを自由に選べる点。実写からイラストまで、その数はなんと30万以上。生成したい作風に合ったモデルを選び、プロンプトを入力します。日本語でOKです。

実際に「渋谷の女子高生」というプロンプトで画像生成してみると、女子高生はやや韓国風。街並みも渋谷という雰囲気ではなさそうな仕上がりとなりました。

また「警察官」という指示に対しては、警察官が完全に海外ポリスになってしまいました。モデル選びで改善できるかもしれません。価格は無料(1日の上限は30枚程度)です。(文/pusai)

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「「SeaArt」は自由なスタイルで作り込める生成AI