「Telegram」にはシークレットチャット機能があり、ここでのやり取りは暗号化され、送信者と受信者の間でのみ見ることができることになっています。それゆえ、第三者はもちろんTelegramの運営ですら解読は不可能とのこと。Telegramが犯罪の温床と言われる所以です。そんなTelegramのアブナイ履歴を残す方法を見ていきましょう。

Telegramの履歴をバックアップする

秘匿性が高いTelegramですが、トークや画像のバックアップは可能。Windowsのデスクトップ版にはエクスポート機能があり、簡単な操作ですべての履歴をバックアップできます。

Telegramのアブナイ履歴を残す方法は、Windows版のTelegramで「設定」を開き、「Export Telegram data」を選択。保存したいデータの種類にチェックを入れて書き出します。ひとまず全部でOKでしょう。

書き出したデータは、PCのドライブ上にフォルダで保存されています。「chats」フォルダを開いてみると、トークの流れがそのまま保存されています。画像をクリックすると、プレビューもできました。

Telegramの画像や動画をダウンロード

Telegram上では写真や動画に保存期限や容量制限がなく(1ファイルあたり2GB)、データ保管庫としても優秀という一面があります。一応、自動ダウンロード機能もあり、大事な証拠データの保存漏れを防ぐことが可能。有効にしておくのもアリでしょう。

自動ダウンロードの設定方法は、設定画面の「データとストレージ」を開き、「ギャラリーに保存」の項目をすべてオンにしておきます。Telegram上に画像が届いた後に「Telegram Images」フォルダを確認してみると、しっかりPC上にも保存されていました。

なお、Telegramと同じく秘匿性の高さで人気の「Signal」にも、バックアップや自動ダウンロード機能があります。Signalの場合は、スマホアプリ単体でもイケました。(文/中谷仁)

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Telegramのアブナイやり取りの履歴を残す裏ワザ