ブルーインパルスのホームベースである松島基地は、ファンから聖地と呼ばれています。地元自治体との関係も良好で、あちこちにファンを楽しませる施設もあり、ブルーインパルスファンなら1度は訪れたい場所でしょう。また、2024年11月にオープンした「道の駅 東松島」は、全体がブルーインパルス推しです。

松島基地のブルーインパルスは平日

基本的に週末にしか展示飛行を実施しないブルーインパルスですが、ホームベースである松島基地においては逆に航空祭以外では平日にしか飛ぶ姿が見られません。

基地上空と宮城県東端の金華山上空でほぼ毎平日に訓練をしているので、行けば何かしらブルーインパルスのT-4が飛んでいる姿が見られる可能性が高いです。

基地周辺には訓練を見られるポイントが複数あり、駐車場も整備されている場所もあります。「ハンガー横」は、機体に近づけることから人気があるポイント。訓練を終えたパイロットが手を振ってくれることもあります。

松島基地周辺のブルーインパルス訓練

とはいえ、金華山での訓練は基地周辺ではほぼ見られず(わずかにスモークが確認できる)、基地上空訓練も必ずしも6機そろった訓練とは限らないのが難点です。

一方で「2機1区分」という基地上空訓練以外では絶対に行われない形態を見ることもできるのです。訓練の実施日は基地の公式サイトに1週間分が公開されます。

確実に6機そろった訓練を見たいと思ったら、週末に展示飛行が予定されている週の後半を狙うと、それに向けた訓練が行われるため、6機そろっている可能性は高くなります。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ブルーインパルスの聖地のみで見られる飛行形態