
あくまで一般論になりますが、これまで主にクマに出くわすのは登山や山菜採りといった山中でした。クマは臆病な動物といわれており、人間の気配を察知すると近づいて来ないため、山歩きではクマ除けの鈴を鳴らして人間の存在をアピールすれば、出会わずに済むというのが定説だったのですが…。
農作業中にクマに襲われる被害も発生
しかし昨今は、山中に木の実などのエサがなくなってきたことから、エサを求めて人里に降りて来るようになりました。農耕地を荒らすなど、キャンプ場や住宅地での目撃が増えています。
そして、人間に驚いたクマが人を攻撃するという悲惨な事故も発生。クマ被害は山中だけではなく、すぐ近くにある“脅威”となっているのです。効果が期待できるとされる対策を紹介しましょう。
クマが農耕地へ侵入して農作物を食い荒らす被害だけではなく、農作業中に襲われる被害も出ています。電気柵でガードする方法もありますが、相応のコストが必要です。
撃退クマ激臭シートで咳き込むほど
そこで利用されているのが、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンの刺激臭を発する、プラスリブの「撃退クマ激臭シート」です。そのニオイは人間でも咳き込むほど…。
実際、内包されている袋を開ける前からにじみ出る、カプサイシンの刺激臭で咳が止まらなくなりました。粉末量は5g。1m離れれば感じなくなりますが、犬以上の嗅覚を持つといわれるクマには大きな効果があるようです。
使い方は、農耕地の周囲に「撃退クマ激臭シート」を吊るし、刺激臭を漂わせることで侵入を防ぐというもの。黒い帯の揺れもクマへの忌避効果があるといいます。実勢価格は1,425円(3個入り)です。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「「撃退クマ激臭シート」で侵入するのを阻止する」











