自己紹介の基本構成


自己紹介で話す内容を考えてみましょう。明るい表情で挨拶をしてから自分の名前を言います。

そして、簡単な経歴や趣味を話しましょう。最後に意気込みを語ると、さらに引き締まった印象になります。

 

例文

では実際に、どんな風に自己紹介すればよいのかを例文で紹介します。挨拶は以下のように構成するとよいでしょう。

  1. 挨拶
  2. 名前
  3. 経歴
  4. 趣味
  5. 意気込み

のように話して見ましょう。それではここで例文を紹介します。

はじめまして!(明るい表情で軽く挨拶する)

私は石原里子と申します。有名な女優さんと一文字違いなので、よく名前を間違えられます。(アイスブレイクを入れて、和やかな雰囲気に)

私は大学で情報学を専攻し、大手電気メーカーのシステム構築分野で社内SEとして勤務してきました。

私の趣味は、ガーデニングです。最近はプチ自給自足を目指していて、ベランダで野菜を育てています。

今まで身に着けてきた知識を活かしつつ、新しいことにも挑戦したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

自己紹介をするときのポイント


ビジネスシーンでの自己紹介は、緊張のせいで無表情になりがちです。聞いている人が「つまらない」と感じないように自己紹介するポイントを紹介します。

姿勢を良くする

姿勢が悪くなって下向き加減になってしまうと、印象も悪くなりがちです。そのため、背筋を伸ばして、しっかりと前を向くように意識しましょう。

声はハッキリ

職場で自己紹介する時は、遠くにいる人まで声が届くように大きな声でハッキリと話しましょう。いつもよりも口をしっかりと開けて、笑顔で話すと声もクリアになり、印象も良くなります。

短時間で話す

ビジネスシーンでの自己紹介は、長時間詳しく話す必要はありません。時間は1分くらいで伝えたいことをハッキリと落ち着いて話しましょう。

 

自己紹介のNG例

ビジネスの場面における自己紹介のNG例を紹介します。

マイナスなことを話す

「前職を退職した理由は、人間関係が上手くいかなかったからです」などのネガティブな内容は、新しい職場の同僚も不安にさせてしまいます。

本当のことであっても、マイナスなことはあまり話さないようにしましょう。

何も話さない

「趣味は特にありません」など自分を明らかにしないのは印象がよくありません。

せっかく職場の人に自分を知ってもらうチャンスなので、自分に関する情報をきちんと話すようにしましょう。

 

まとめ

今回は、ビジネスの場面における自己紹介の仕方やポイントを紹介しました。挨拶や名前の他に、趣味など自分の伝えたいことを大きな声でハッキリと話しましょう。

緊張していても笑顔を心がけることで、周りの人にも良い印象を与えられます。また、本当のことであってもマイナスなことは話さない方が良いでしょう。話のきっかけとなるように、自分の情報をきちんと伝えることも大切です。

自己紹介で自分のことをしっかり知ってもらい、良い人間関係を築いていきましょう。

情報提供元:TechAcademyマガジン
記事名:「ビジネスの場面でふさわしい自己紹介の方法