2024年5月8日、合同会社IRONY‘S TOKYOは、株式会社ニコンの技術を活用し、メタバース空間で新しいファッション体験を5月10日から提供開始することを発表しました。
このプロジェクトを通じて、ファッションを通じて言語や文化の壁を越え、今までにない自分に出会えることを目指していくとしています。
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IRONY’s TOKYOとは
IRONY’s TOKYOは、Z世代によって創設されたアパレルブランドです。
ブランド名には「皮肉な東京」という意味が込められており、「便利さがもたらす矛盾」を表現しています。
ファッションを通じて個々の自信を育みながら、環境問題等の社会問題にも光を当てることを目指しているのが特徴です。
独自のキャラクターデザインとサステイナブルな素材の選定などの社会的メッセージで、環境問題への意識も高めていくとしています。
IRONY’s TOKYOの概要
名称:合同会社IRONY’s TOKYO
本社所在地:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーN棟30F
事業内容:アパレルSPA、OEM/ODM事業、広告代理業
WEB:公式ホームページ
今までにない自分に出会えるメタバースでのファッション体験
IRONY’s TOKYOは5月10日から、サステイナブルブランドとしては日本で初めてメタバース空間での新しいファッションの形を展開していくことを明らかにしました。
株式会社ニコンが提供するAI技術・画像処理技術を使用し、実物の服の写真2枚のみを元にアバター向けのデータを生成することに成功し、メタバースでも製品を提供できるようになっています。
メタバースで展開することにより、物理的な制約にとらわれることなく、ユーザーに新しい自己の発見というかけがえのない価値を提供し、共感と感動を呼び起こすことが可能です。
仮想現実空間内で自分がコーディネートした洋服でファッションショーに参加するなど、自分なりのメタバース空間ならではの楽しみ方を見つけられるようになっています。
また、メタバース空間で販売する
Irrelevant Surprise
Melt Down
といった商品の一部も紹介されています。
なお、商品の購入はBOOTHからできるとのことです。
>>IRONY’S TOKYO販売ページ[BOOTH]
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ファッション業界で活用が進むメタバース
近年ではエンタテインメント分野だけでなく、ビジネス分野でも活用されるようになっているメタバース。
ファッション業界でも、メタバースが活用されるようになっています。
2023年3月24日〜27日、史上初のメタバースファッションウィークが開催され、
ドルチェ&ガッバーナ
エトロ
トミー ヒルフィガー
など、世界的に有名なブランドが参加しました。
バーチャル上で店舗スタッフや他のアバターとコミュニケーションをとることもでき、リアル店舗とECサイトの中間的な立ち位置として新しい顧客体験を創造しています。
また、メタバース空間でのファッションは廃棄という概念がないことも、生産時の環境汚染や、大量廃棄など様々な問題に直面しているファッション業界にとっての大きなメリットです。
まとめ
Z世代の手によって立ち上げられた「IRONY’S TOKYO」が、メタバースを活用した新しいファッション体験の提供を開始しました。
デジタルとリアルの境界を越えることで、現実世界では勇気が出ず一歩踏み出せなかったことでも仮想現実空間内だからこそ本当になりたかった自分や、やってみたかった事に挑戦しやすい場所が実現します。
また、環境汚染どころか廃棄や無駄遣いといった概念すらない、メタバース上で繰り広げられるファッションは、業界のあり方そのものを変革する可能性を秘めています。
IRONY’S TOKYOの取り組みが日本の、そして世界のファッション業界にどれほどの影響を与えるのか楽しみですね。
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情報提供元:VR Inside
記事名:「サステイナブルブランドIRONY'S TOKYOがメタバースで新しいファッション体験を提供へ」