身体に堪えるような暑さが本格化する8月。暑さのあまり料理をする気が起きなかったり、食欲がなくなったりと、つい食生活をおざなりにしてしまう人も少なくないのでは?
さらに子どもがいるとなると、なおさら気を使うのが毎日の食事というもの。実際に子どもを持つお母さんたちの多くが、夏の子どもの食生活に不安を感じているようです。
今回は、大塚製薬株式会社「カロリーメイト」がおこなった調査結果をもとに、夏の子どもの食生活で悩むお母さんたちの声と、栄養バランスのとれた食生活のためのちょっとした工夫を紹介します。
夏休み期間は負担増!? 6割の母親が「夏休みの子どもの食生活に不安」
大塚製薬株式会社の「カロリーメイト」は、2019年に「小学生の母親に聞く夏休みの子どもの食生活意識調査」を実施。子どもたちの夏休み期間を前に、小学生の子どもを持つ母親400名を対象に調査をおこないました。
大塚製薬
調査で夏休みの子どもの食生活の不安について聞いてみると、約6割の母親が「不安がある」と回答。
具体的な不安としては、「アイスやジュースを飲食する機会や量が増える」(47.8%)、「おやつの量が増える」(35.5%)、「栄養が偏る」(30.5%)といった回答が集まりました。
そういった不安の背景には、夏休み中の母親の負担増加も関係しているかもしれません。というのも、夏休み期間には学校給食がないため、母親はメニューを考えたり食事を作ったりと、手間が増えることになるのです。
実際、夏休みの食事の用意について聞いてみると、83%もの母親が「負担が増える」と回答。
「夏休み中は、仕事もしながら、3食を作らないといけないから大変。子どもの夏休み中に、くたくたになっているお母さんを沢山見かける」という声もあがるなど、お母さんたちが負担や疲労を感じていることがわかりました。
夏休みに子どもの食事で工夫したいのは「野菜」と「栄養バランス」
大塚製薬
夏休みの子どもの食生活について、お母さんたちはどんなことを重視しているのでしょうか?
「工夫する必要がある」と思うことについては、「野菜を積極的に取り入れる」が55%と半数以上を集める結果になりました。次いで、「栄養バランスを考える」も42.5%と高い数字に。子どもに対しては、野菜や栄養を重視していることがわかります。
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夏の子どもの食生活において子どもに与えたい食品について尋ねると、約9割の母親が「栄養バランスが良い食べ物」を与えたいと回答しました。
それに続いて「子どもが好んで食べられて、栄養バランスがよい食品」(79.5%)、「手軽で簡単に栄養補給ができる食品」(62.8%)と、子どもの好みや食べやすさを意識した回答も多く集まりました。
頑張りすぎはNG!食事以外に「間食」もうまく利用して
管理栄養士のこばたてるみ先生によれば、給食がない日は、給食がある日に比べて、タンパク質、ビタミン、ミネラルの摂取量が少なくなりがちなのだそう。
通常の食事はもちろんですが、間食のタイミングなども活用して、こうした不足しやすい栄養を意識した、バランスのよい栄養補給を心掛けるのがポイントとのことです。
これを参考に、手軽に栄養をとれる栄養補助食品を間食に取り入れるのもいいかもしれませんね。
なかでもゼリータイプの栄養補給補助食品は、食欲がない暑い夏の日にぴったり。冷蔵庫でひんやりと冷やしておけば、体調が優れないときでも美味しく食べられそうです。
昼食のメニューを考えたり、料理する手間が増えたりと、お母さんたちの負担が増える夏休み。
暑い日にはゼリー飲料なども活用して、無理せず夏を乗り切ってくださいね!
参考:大塚製薬「カロリーメイトゼリー」
情報提供元:ANGIE
記事名:「夏休みの食事はママの負担増!子どもの食生活で取り入れたい「工夫」とは?」