最近では人数や行動を制限するような規制も緩和され、イベントも続々と再開されつつあります。

特にスポーツをしている子どもたちやそのご家族にとっては、練習や試合ができる環境が戻ってきて、うれしさを噛み締めているのではないでしょうか。

そんなスポーツ、中でも野球をがんばる子どもたちの夢と、仲間との絆づくりを応援する大会「MLB CUP 2022」の開催が決定!

先日、その活動プランの説明と、元MLBプレーヤーなど豪華ゲストが野球少年とそのご家族に向けてメッセージを伝えるトークショーを含む記者発表会がオンラインで開催されましたので、早速レポートします!

 
東北の復興支援として始まったAIGプレゼンツ「MLB CUP」
「MLB CUP」は、次世代を担う野球少年・少女に夢を与え、野球人口拡大に繋がる普及プログラムを創るという目的で創設された野球大会で、小学4〜5年生を対象としています。

決勝大会は宮城県石巻市で開催され、東日本大震災で甚大な被害に遭った東北地方の復興支援の一環としての役割も担っています。

この大会の主旨に共感し、東北の子どもたちやご家族の近くに寄り添い、チカラになりたいという思いから、AIGジャパンが2016年の大会創設時より協賛し、大会のみならず、さまざまな関連イベントを行なっています。

 
「MLB CUP」に関する2022年の活動プラン発表!


「MLB CUP」の2020年は大会開催自体が中止、昨年は予選はなんとか開催できたものの、決勝大会がコロナの影響で残念ながら中止になってしまったとか…。

今年は日本に野球が伝わって150周年の記念すべき年、2年分のリベンジも兼ねて「AIGプレゼンツ MLB CUP 2022」の開催が決定!

全国約1,900名の子どもたちが現在各地で行われている予選大会で戦い、7月29日から31日には予選を勝ち抜いた16チームがセイホクパーク石巻(石巻市総合運動公園)に集い決勝大会を開催します。

 
大会を通して学んでほしいことを語るトークイベント


記者発表会の最後にはトークショーも開催され、AIG ジャパン・ホールディングス株式会社/AIG損害保険株式会社 代表取締役社長 兼 CEO ジェームス ナッシュさん、メジャーリーグベースボール ジャパン 代表 川上 紗実さん、プロゴルファー 東尾 理子さん、そして元MLBプレーヤー 松坂 大輔さんと岩隈 久志さんが参加しました。

この大会を通して子どもたちにどんなことを学んでほしいか?というテーマでは、こんなことを語ってくれました。

「東日本大震災の復興支援も担っているので、震災のことを忘れないでほしいということと、周りの人への感謝の気持ち、勝ち負けの経験を自分の人生に活かしてほしいと思っています」(川上さん)

たくさんの仲間を作ってもらいたい。またスポーツをしながら子どもたちやご家族が夢を見て、ワクワクできるように支援していきたい」(ナッシュさん)

「人見知りだったが、試合をしていく中で仲良くなったり、友だちになれた。大会を通して新しい友だちを作って、たくさん会話をしてほしい」(松坂さん)

 

また、子どもたちを支える親御さんへのエールも送ってくれました。

「チームスポーツは協調性が学べる他、1つの目標に対してチームみんなで努力することが楽しみの1つ。それは子どもだけではなく、親もそうで、親同士の繋がりができたり、同じ夢を見させてもらえます」(東尾さん)

「子どもがどれくらい挑戦していきたいか、親はサポートするだけ。昔は常に野球ができる環境だったが今は少し違いますよね。ですが努力をするということは昔も今も変わらないことだと思います」(岩隈さん)

元MLBプレーヤーのお二人は野球をやってきてよかったこととして、「たくさんの仲間ができたこと」と共通の回答をしていたのが印象的でした。

チームスポーツを経て、生涯にわたる仲間を得られることは子どもたちにとっても家族にとっても、何よりの財産となってくれると言えそうです。

 

目標に向かって努力すること、時には悔しい結果に涙すること、そしてそれらを共有できる仲間がいること。

明るい兆しが見え始めた今、野球をはじめ、スポーツを通してたくさんの学びを、子どもたちと一緒にご家族もぜひ経験してみてはいかがでしょうか。

情報提供元:ANGIE
記事名:「野球を通して子どもたちの夢と仲間作りを応援!「MLB CUP 2022」今夏開催