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    2019.08.05 20:00 BUSINESS LIFEビジネス・マネー

    酔えない日は”昼間の準備”が大事!酔わないために必要な2つのポイント


    「朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる」(著:馬渕知子)より

    絶対に酔えない日は、 昼間から「飲む準備」を整える

    楽しく酔うのもお酒の醍醐味ですが、ビジネスが絡んだ宴席ともなると、さすがにそうはいきません。飲みすぎて翌日に響くのも心配です。

    そんな「絶対に酔いたくない宴席」がある日は、昼間から「飲む準備」を整えておきましょう。

    では実際に「飲む準備」とはどのようにしておけばいいのでしょう?
    今回は酔いたくない夜のため、昼間からしておきたいポイントを2つ紹介します。

     

    酔わない対策その1:水・お茶を多めに飲む

    ひとつは、いつもより多めに水を飲んでおくこと。

    体の脱水状態はアルコールの代謝能力を下げ、酔いを招きやすくします。水分は貯蓄できるものではありませんが、酔えない飲み会を控えている日には、朝から適度な水分摂取を心がけておくことがポイントとなります。

    お茶に使われる材料には肝臓の働きを活性化させる成分が含まれるものが多くあるので、ウコン茶やクコ茶、そば茶、杜仲茶、マテ茶などもおすすめです。

    飲む直前になって慌ててウコンを飲むより、日中からこうした準備をしておくことこそが効果的なのです。最低でも、1~2時間前から取り組まれると良いでしょう。

     

    酔わない対策その2:ランチタイムはタウリン多めの魚介類

    そしてもうひとつポイントになるのが、ランチタイム。

    ランチは、アルコールを解毒・分解するためのサポート成分を事前に摂取するベスト・チャンスです。肝臓は、食事から得る様々な栄養素を使うことでスムーズなアルコール代謝が可能になります。

    もちろん、アルコールと共に食べる食事も活用されますが、食べ物が消化・吸収されるにはある程度の時間が必要です。ですから、昼間から夜のアルコール代謝に向けた栄養成分を取り入れておくと良いのです。

    例えば、メインはタウリン多めの牡蠣やイカ、アジなどがおすすめ。

    これらの食材には、胆汁の分泌を促進し、肝臓機能を活発にさせる働きがあります。しじみのお味噌汁付き定食などもいいでしょう。しじみに含まれるオルニチンはアルコール代謝の過程で発生するアンモニアを分解する手助けになります。

     

    ハーブティーや脂肪分を含むメニューもお勧め

    ランチはビジネスパーソンにとってフィジカルからメンタル面にまで及ぶ健康に影響を持ち、食を共にするという空間がコミュニケーションの橋渡しにもなれば、独りで仕事の整理や考察をする時間として有効です。

    ここに、夜の自分を見据えたランチを選択すれば、明日の自分にその恩恵が返ってくるはずです。

    食後は、おやつと一緒にハーブティーを飲むのもよいでしょう。ミルクシスルやアーティチョークなどを使ったハーブティーには肝臓の働きを活性化させる成分が含まれています。

    そこまで細かくなくても、消化に時間がかかる脂肪分を含んだメニューは腹持ちがよく、「空きっ腹にアルコール」を回避してくれることに役立ちます。

     

    一口飲んでから3分待つと、酔わない

    最後に、飲み始めにおいて大事なポイントをお伝えしましょう。

    渇ききったのどに沁みわたる1杯目のビールがもたらす幸福感は言葉にできません。しかし、酔いたくない日は、その幸福感を3分だけ待って下さい。

    一気飲みは、正直あまり体にはよろしくありません。その理由のひとつが、急激な体内へのアルコールの流入です。

    飲んだアルコールの2割程度は胃から吸収されると考えられていますが、空腹の状態であればあるほど、胃からの吸収速度は速く、一気にアルコールが肝臓へ回ってきます。突然のアルコール襲撃に見舞われた肝臓は急いで仕事に取り組みますが、準備不足で十分な機能が発揮できず、分解できないアルコールが累積していくというわけです。

    肝臓にも準備運動、つまり「慣らし」が必要です。始めからグイグイと飲んではいけません。乾杯のビールは一口分程度をクピっと飲んで、3分間待ってください。

    この間に、空腹を和らげるために前菜をつまむのもありですが、それが仕事絡みの飲み会なら、挨拶や談笑に時間を充てるのもいいでしょう。

    たった3分間で、肝臓は体内に入ってきた少量のアルコールに気づき、アルコール代謝機能を高めてくれます。

     

    酔えない日には昼間からしっかり準備を

    このように絶対に酔いたくない日には、昼間からの準備をしておくことが大事です。

    夜に大事な飲みの席や打ち合わせが控えている場合は、昼間から水を多く飲み、ランチタイムの食事に気を配ってみてください。

    そして飲みはじめも最初の一口から3分待って、肝臓を慣れさせる。これで酔いもだいぶ防げるはずです。ぜひ酔えない場所に出る場合の参考にしてみてください。

    『朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる』 (クロスメディア・パブリッシング)

    情報提供元:BUSINESS LIFE
    記事名:「酔えない日は”昼間の準備”が大事!酔わないために必要な2つのポイント

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