(Written by Publisher’s editor)

「頭、心、体が最適な状態(=RESET)」

 近年、日本でも関心が高まっている「マインドフルネス」をご存知ですか?

 世界のトップ企業グーグルが、全社を挙げてマインドフルネスに取り組んで以降、よい効果が生まれていることに加えて、ハーバード大学の研究で脳科学的にもその効果が実証されたことによって注目を集めています。

 グーグルでマインドフルネスを広めた人物、ゴーピ・カライル氏は、変化が激しい時代に本当の意味で成功し続けるコツ、つまり人生を豊かにするコツは、「頭、心、体が最適な状態(=RESET)」であることだといいます。

 ゴーピ・カライル氏は、グーグルのブランドマーケティング部門に所属するチーフ・エバンジェリストを務め、それより以前はマッキンゼーのコンサルタントとして世界のトップ企業で活躍するなど、様々なエリートと深い親交を持つ人物です。

 初の著書となる本書『リセット〜Google流 最高の自分を引き出す5つの方法〜』では、そんな彼だからこそ知りうる、どんなシーンでも最強のパフォーマンスを引き出すためのマインドを紹介しています。

 ここでは、その中からとくに反響が大きかった3つのコツをご紹介しましょう。


リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~
リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~

「編集者の寄稿企画」について
 この記事は、編集者様・著者様自身に担当ビジネス書の紹介文を執筆いただいたものを当方で編集する寄稿企画の記事です。

 記事を書いていただければ、美女モデルを起用したコンテンツを無料で制作・掲載しますので、ご興味ある方ぜひお問い合わせください。

目次

  1. あえて愚者になる
  2. タスクは1つにしぼる
  3. 本当に大事なことに集中する

1.あえて愚者になる

 世界は1冊の本である。旅をしない者は、その本を1ページしか読んでいないのに等しい。

 これは、古代キリスト教の神学者であり、哲学者であった聖アウグスティヌスの言葉です。

 インターネットで世界中がつながり、あらゆる情報をスマホ一つで手に入れることができるようになりました。

 しかしその便利さゆえに、自ら足を運ばなくても詳細を知ることができてしまい、見ただけでそこに行ったような気になったり、体験したような気になったりしてしまう人が少なくありません。

 ですが、これらはあくまで「他人」の目や感覚を通したことであって、「あなた」自身の体験ではありません。

 実際に自らの足でその地を訪ねることで、また実際にやってみることで、気づくことや感じることは大きく変わってきます。

 そのことを忘れて「自分はわかっている。こういうものだ」と思い込み、自ら動くことを止めてしまうと、思考や感性が鈍くなり、成長が止まってしまいます。

 どんな時でも最も重要なのは、自身の中にある「脳と体、心、呼吸、意識」であり、著者はこれらを「インナーネット(inner-net)」と呼んでいます。

 これらが最高のパフォーマンスを発揮することで、人は豊かで幸せになれるのです。

「最初は自分の殻を破るために、次に自分自身を見つけるために旅をする」

「旅は、心と目を開くためにある」

 著者の友人で著述家のピコ・アイヤー氏の言葉で、著者自身も大切にしているものです。

 まだまだ知らないことがたくさんある――。

 自分は何も知らない「愚者」であるという心持ちであり続けるためには、旅がいちばんだと著者は言います。

2.タスクは1つにしぼる

 これまで数々の経験を積み重ね、様々な人に会ってきた著者が、最終的にたどり着いた最強の仕事術は「一度にするのは一つのことだけ」でした。

 シンプルで平凡すぎると思うかもしれませんが、心臓外科医、プロのアスリート、世界的なミュージシャンなど、一流の人々が採用し、実践してきた成功の秘訣でもあります。

 脳は、一度に1つのことに集中することを得意としているため、一度にたくさんのことをやりすぎると、絶えずタスク間を行ったり来たりしなければならず、その分エネルギーを消耗してしまいます。

 また、2つのタスクを終了し、次のタスクに入るときにも時間がかかるため、ムダな時間が生まれて作業効率が落ちてしまいます。

 一度に1つのことに集中するために、著者は次の2つのことをルールとしています。




① 最も重要で緊急性の高いタスクを1つ選ぶ

 まず目の前にあるものから、最も重要で緊急性の高いタスクを1つ選びます。

 取り組む時間を決めてタイマーをセットし、その時間はそのタスクだけに全力で取り組みます。

 タスクが終わるかタイマーが鳴ったら、手を休めるかキリのいいところまでもう少しだけ作業を続けます。

 その後、少し休憩や水分を補給したり、オフィスの中や屋外を散歩したりしてから、次に重要なもう1つのタスクに取り掛かります。

 大きなタスクに取り組むときは、いくつかのタスクを交互にこなしてみる(プレゼン準備に30分、メール対応に30分、それからまたプレゼン準備に戻る)といった方法もおすすめです。

② 自分自身と約束する

 誰かと約束するときのように、スケジュールを自分との「約束」として考えます。

 たとえばカレンダーやスケジュール帳に、「顧客向けのプレゼン資料作りが終わるまでほかのことはブロックする」と書き込み、別の仕事を入れないようにします。

 毎日2時間の枠を確保して、それまでに溜まった数百件のメールを一気に処理するなど、約束したことは必ず実行するようにしましょう。

 スケジュールを「約束」と考えると、そのタスクに全力を投入しやすくなります。

 作業が終わったら、その後数分間は身も心もリフレシュッする時間にしてください。グレーゾーン(仕事の区切り目がない状態)で過ごす時間は何も生み出さないからです。

3.本当に大事なことに集中する

 マインドフルネス瞑想は、ここ20年超の研究によって科学的にその効果、効能が実証され、世界中で注目を集めています。

 日本でもこの1年で「マインドフルネス」という言葉をよく目にするようになりましたし、会社の規模にかかわらず、研修に「マインドフルネス」を取り入れる企業も増えています。

 マインドフルネス瞑想は、「今」「ここ」にあることだけに集中することで、心を落ち着かせ、頭の中をきれいに整理し、本当に重要なことに気づくためのものです。

 瞑想の仕方は自由ですが、目覚めた後、朝日を浴びながら目をつぶって呼吸に集中する、夜寝る前にリラックスして目をつぶるなど、自分に合った方法を探すようにしましょう。

 瞑想することによって、明晰な思考と集中力が得られ、仕事や人生で何らかの問題を抱えていても、よりクリエイティブな解決策を見つけることができるようになります。

 マインドフルネス瞑想は、最高のパフォーマンスをするために欠かせない儀式となるはずです。

まとめ

 世の中の目まぐるしい変化・発達についていくためには、知識ではなく、自分の内側にあるテクノロジー(インナーネット)に耳を傾け、外側のテクノロジーとのバランスを意識することが重要です。

 インナーネットを常にバージョンアップできるかどうかが、これからの時代を生き抜くために欠かせないことだといえるでしょう。

 そのためには、人間らしく生きることを忘れてはいけません。それは常にあなたらしく、最高の自分でいるということです。

 心も体も頭も、そして生活や生き方までも、まずはいったんリセットして、本当に大切なものを探しましょう。その先に、あなたの目指すものが待っているはずです。

 ここで紹介した3つ以外にも、本書には最高の自分でいるためのヒントが39個、著者の様々な経験談とともに収載されています。

 ぜひ本書を読んで、あなたの新しい人生の歩み方と出会ってください。


リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~
リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~

(Written by Publisher’s editor)
カメラマン:こば犬

モデルプロフィール

・名前     :森あんな
・生年月日   :1994.3.21
・出身     :千葉
・職業     :アイドルプロデューサー
・Twitter   :@_morianna

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おまけ

情報提供元:美女読書
記事名:「グーグル流・マインドフルネスに学ぶ!最高の自分を引き出す方法!