モトローラ・ジャパンは11月21日、フリップ式の折りたたみスマートフォン「motorola razr 50 ultra」を12月6日に発売することを発表しました。折りたたみスマホではモトローラ史上最大となる4.0インチの大画面アウトディスプレイを搭載し、パワフルなSnapdragon 8s Gen 3チップセットによりオンデバイスAI処理を向上しているのが特徴です。モトローラオンラインショップの販売価格は17万8800円(税込)。ソフトバンクとIIJmioでも同日にオンラインで販売を開始します。

史上最大のアウトディスプレイを搭載

閉じた状態のサイズは約W73.99×H88.09×D15.32mm、重量は約189g。4.0インチのアウトディスプレイは解像度1080×1272のpOLEDでリフレッシュレートは最大165Hz。

アウトディスプレイ上で任意のアプリを起動でき、YouTubeやAmazon Prime Video、Spotifyなどの音楽アプリが閉じたまま利用可能。

開くと6.9インチの大画面

開いた状態のサイズは約W73.99×H171.42×D7.09mm。6.9インチのメインディスプレイは解像度2640×1080のpOLEDでリフレッシュレートは最大165Hz。

ヒンジはスムーズに開閉でき、任意の角度で固定が可能。アウトディスプレイを外側に向けるスタンドモード、山型に置くテントモード、折り曲げたメインディスプレイを見るラップトップモードと自由な角度で使えるフレックスビュースタイルを実現しています。

2眼カメラと折りたたみ機構でさまざまな撮影に対応

メインカメラは、光学手ブレ補正対応の5000万画素広角、5000万画素望遠の2眼構成。望遠カメラは光学2倍で、最大30倍のスーパーズームに対応します。メインディスプレイには3200万画素のインカメラを搭載します。

フリップ式ならではの撮影スタイルに対応。メインカメラを使った高画質自撮りに対応する他、スタンドモードでは三脚要らずでタイマー撮影が可能。90°に折り曲げて横持ちをすると自動で動画撮影を開始します。被写体はアウトディスプレイで映像をプレビューしながら撮影が可能。撮影側は正面のディスプレイをプレビューに、内側側面のディスプレイを操作画面として、スワイプでズーム操作したりタップで一時停止することができます。

Snapdragon 8s Gen 3が高パフォーマンスのAI処理を実現

Snapdragon 8s Gen 3チップセット、12GB RAM、512GBストレージを搭載。ストレージ容量の一部をRAMに割り当てるRAMブーストに対応します。

高パフォーマンスなチップセットの採用により、オンデバイスAIの処理を向上。好きな柄やパターンの写真を撮影して、被写体に合った壁紙を生成する「スタイルシンク」、プロンプトを入力して画像を生成する「Magic Canvas」といった独自AI機能を搭載する他、アウトディスプレイでのGoogle Geminiの操作、メインディスプレイ上で「かこって検索」や「消しゴムマジック」のAIを活用したGoogle Photo機能が利用できます。

モトローラ独自のAIカメラ機能にも対応。動画撮影でカメラの動きに合わせてぶれを調整する「適応型手ブレ補正」、動きに合わせて被写体を中心にとらえる「自動フォーカストラッキング」といった機能が利用できる他、写真撮影で画像補正エンジン、シャッタースピードを自動調整する「アクションショット」、長時間露光モードといった機能が利用できます。

バッテリー容量は4000mAh。45Wの急速充電と15Wのワイヤレス充電、5W出力の充電シェアが利用できます。

razr 50と同様、FeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応。IPX8の防水防塵に対応します。

本体カラーは2色

背面はヴィーガンレザーを使用。モトローラが販売するSIMフリー版とソフトバンク版はミッドナイトブルー、IIJmioではミッドナイトブルーに加えて限定カラーのホットピンクをラインアップします。IIJmioの販売価格は、17万8800円(税込)の一括払いか7459円(税込)の24回払いが選択可能。2025年2月3日まで、他社からの乗り換えで一括5万円の割引となるキャンペーンを実施します。

情報提供元:ガジェット通信
記事名:「モトローラ史上最大のアウトディスプレイを搭載するフリップ式折りたたみスマホ「motorola razr 50 ultra」を12月6日発売へ