9月1日は「防災の日」です。関東大震災から100年となる今年、GINZA SIX 三原テラスでは防災イベント「銀座もしもイブニングカフェ at 三原テラス」が開催されています。開催期間は9月3 日(日)までの 3 日間限定です。

“食”を通じて防災を考える今回のイベントは一体どんなものなのでしょうか?

レポートをお届けします。

資生堂パーラー総調理長が考案「もしもディッシュ 48H」

GINZA SIXでは、「TKB48(トイレ、キッチン、ベッドを48時間以内に避難所に 整備する)」と日本の避難所の環境改善に向けたキーワードを提唱しています。今回はこのキーワードにちなんで、災害関連死の問題に取り組む避難所・避難生活学会、及び銀座に店を構える「資生堂パーラー」、「GINZA innit」、「空也」の各店舗へ協力を依頼し、コラボレーションに至ったそうです。

「資生堂パーラー」は今回のコラボレーションで、電気やガスを節約しながら、キッチンにある食材と非常食を使ってシェフが作ったという設定の「もしもディッシュ48H」を考案しました。レシピは資生堂パーラー総料理長によるもので、防災フードらしからぬ美味しさが特徴です。“もしも”のときにこんなメニューを提供してもらえたら、心休まること間違いなしのメニューでした。

ダンボールベッドの展示も

イベントでは防災フードの提供のほか、“もしも“の時に役立つ情報が掲載された「銀座もしもフーズ」リーフレットの配布が行なわれています。また、「TKB48」を啓発する段ボールベッドの展示、体験が可能です。

段ボールベッドは避難している方々の心身の健康のために必要な重要アイテムです。直接床に伏せて寝るよりも快適に、睡眠の質を向上させることができます。避難所・避難生活学会 常任理事・事務局の水谷嘉浩氏は、「段ボールベッドは、エコノミークラス症候群や 床の埃を吸い込むなどの健康被害を防ぐことに繋がります。足腰の悪い方も寝起きの動作がしやすく、腰掛けることもできます。」とコメントするほど、被災地で重宝されるアイテムです。

体験スペースで寝転んでみると、段ボールベッドの持つ「凄さ」がわかること間違いなしです。

避難生活や帰宅時の強い味方に

食事はもちろん、被災中の強い味方になるのはハンディサイズのスイーツなんだとか。そこで、“もしも“に備えバッグに入れておける「もしもスイーツ」も紹介されています。GINZA SIX が“もしも“の視点で探したのは、資生堂パーラー 銀座本店ショップ限定の『金平糖』のほか数種類あります。

もしもスイーツや保存食にも使えるフード類は、リーフレットやGINZA SIXの地下2階フードエリアのショーウィンドウでも見ることができますよ。

気になる方はぜひ現地まで足を運んでみてください!

銀座もしもイブニングカフェ at 三原テラス

日時: 2023 年 9 月 1 日(金)~3 日(日) 16:00~20:00

場所: GINZA SIX 2 階 三原テラス

内容: ①資生堂パーラー総調理長考案「もしもディッシュ 48H」 1 日限定 50 食提供

お一人さま 1 食。ワンドリンク(¥550〜)のオーダーが必要です。メニューは会場にてご覧ください。

②「銀座もしもフーズ」リーフレット配布

③「TKB48」に関する啓発 POP、段ボールベッド展示

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「GINZA SIXのテラスに期間限定の「銀座もしもイブニングカフェ」が登場!資生堂パーラー考案の防災フードとダンボールベッド体験