大阪府で皮膚科・美容医療の診療を行っている「医療法人 優桜会 りょうこ皮ふ科クリニック」は、30〜60代の女性を中心とした幅広い患者から厚い支持を得ている。保険診療から自由診療までオールマイティーに対応しており、美容医療ではレーザー、注入、オペなど多岐に渡る施術でトータルアンチエイジングを提案。特にクマ治療では、海外からの患者も訪れるなど高い人気を誇る。形成外科としてキャリアをスタートさせ、皮膚科としての経験も積むなどマルチな技術を持つ西林涼子院長に、クリニックの診療体制や今後の展望を聞いた。

患者に寄り添う美容医療が国内外で評判に

大学卒業後、形成外科を中心にさまざまな病院で医師として勤務し、2020年1月に「りょうこ皮ふ科クリニック」を開業しました。もともと別の先生が営まれていたクリニックを継承しないかということでお話をいただき、現在に至ります。子どもの頃から慣れ親しんだ千里で開業でき、本当にご縁に恵まれていたと思います。

当院では保険診療の他、脱毛やほくろ除去、クマ治療、アートメイクなど美容に特化した診療・施術も行っています。美容に興味があってもこういった施術にハードルの高さを感じている方は多く、来院された方には、まず私がじっくりお話を伺って信頼関係を築くようにしています。美容医療を取り入れるメリットをお伝えして納得していただいて、初めて自由診療に入っていきます。患者様は30〜40代が多いのですが、二重まぶたの施術をご希望の若い世代の方が、親御さんと来院されるケースも多々あります。私自身、若い頃にニキビで悩んだ経験があるので、肌の調子や見た目が思い通りになることで、心が前向きになるという効果を知っていただけたらと思います。

医師は私を含めて5人在籍しています。1つのクリニックでこれだけの専門医を擁しているケースは珍しく、ありがたいことに日本各地はもとより、タイやアメリカ、フランスなど、海外から来られる方もいらっしゃいます。今後も患者様に寄り添い、ゴールを共有しながら満足度の高い施術を行えるよう努めてまいります。

父の背中を見て医療の道へ

医療の道を志したきっかけは、父の影響が大きいです。父は整形外科の開業医をしており、子どもの頃は学校帰りに父のクリニックに立ち寄って、控室で勉強しながら仕事が終わるのを待つこともよくありました。当時はマンションで暮らしていたのですが、ご近所さんが体調不良で訪ねてくると、時間を問わず対応していた父の姿を見て、子どもながらにかっこいいなと思っていました。

私もやがて本格的に医療を学ぶようになり、当初は外科手術ができる科に進むことを希望していました。しかし、そういった科は男社会の傾向が強く体力も必要。考え直した結果、髪の毛ほどの細い糸で血管を縫合するなど、女性の手の小ささや器用さが生かせる形成外科へと方向転換しました。形成外科は外科の中でもマイナーな部類になるのですが、形成外科は女性少数派ではなく、女性である事を活かしやすいので、外科系の中では女性が多いです。

美容医療に興味を持ったのは、研修医時代に老人ホームを訪問し、メイク体験のイベントを見たことでした。入居されている方が、メイクをしてもらうだけで顔つきがほぐれて楽しそうにされている姿を見て、心と見た目はつながっているのだなと実感しました。それがきっかけで皮膚科や美容医療についても勉強するようになるのですが、形成外科とこれらは似ているようでまったく違う世界。皮膚科はミクロ・マクロの世界で病理組織を見るため、内科的な知識も必要です。どちらの世界も体験できたことは、結果的に今の自分のスタイルにつながっていると思います。

保健医療だけで補えない領域を美容医療でカバー

 
今後は、クリニックの規模を大きくすることは考えていません。ただ、私が担当できる患者様の数には限度があるので、私のマインド・技術をスタッフや他の先生にも伝えて、同じような施術が受けられる環境を増やしていけたらと思います。診療内容も美容に特化せず、病気の診療もしっかり行って、健康状態をマイナスからゼロに、ゼロからプラスへと向かう段階で美容医療を選べるという幅広さを保っていきたいです。
 
美容医療の内容も、現在よりさらに広がりを持たせたいです。当院には、高い技術を持ったメイクアップアーティストもいるので、例えば、がん治療で脱毛症になった方にアートメイクを行う、といった取り組みも行えたらと思います。全身麻酔が必要なこと以外はほとんど対応しているので、保健医療だけでは賄えないところを補っていけたら。

当院ではお話をするためだけに来院される方も多いのですが、私もみなさんがどのようなお悩みを持たれているのか知りたいので、どんなささいなことでも相談していただけたらと思います。特に、自分が子育てをしながら医師として働いてきたので、小さなお子さんがいるお母さんが気軽に来院できる環境づくりを心がけています。育児中、なかなか美容に時間を割くことも難しいと思うのですが、私もその中でできることを提案させていただき、一緒に年齢を重ねながら悩みを解決していきたいです。

医療法人優桜会りょうこ皮ふ科クリニック  院長 西林涼子

1984年生まれ。大阪府出身。関西医科大学を卒業後、市立豊中病院で初期研修医を経て大阪大学 形成外科医局に入局。その後、大阪船員保険病院(現みなと中央病院)、田附興風会 医学研究所 北野病院 形成外科、大阪警察病院 形成再建外科・美容外科などで勤務。複数の皮膚科クリニックで皮膚疾患の研さんを積み、2020年1月にりょうこ皮ふ科クリニックを開業。2022年3月に医療法人優桜会として法人化し、2023年2月には別フロアに自由診療エリアを拡張した。同年3月から大阪警察病院にて、レーザー外来も開始。


医療法人優桜会りょうこ皮ふ科クリニック 
https://ryoko-hifuka.com/

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「保険診療から美容医療まで、幅広い診療内容で心も体も健康に