9月24日、大型の商業施設「エミテラス所沢」を埼玉県所沢市にグランドオープンする。18日にはメディア内覧会が行われた。
所沢を盛り上げていくために開発された「エミテラス所沢」。西武グループのスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」のほほえみの『Emi』と、住友商事グループが商業施設を開発する上で大切にしている「居心地の良さ」を象徴する『Terrace』を組み合わせて「EmiTerrace」とつけられた。
見所は「TOKOROZAWA e-CUBE」が挙げられる。施設中央に位置する吹き抜け空間には、547インチの大型LEDビジョンが設置されており、すでに西武埼玉ライオンズのパブリックビューイングの開催も決定。e-スポーツのイベントや音楽ライブ、地域交流の場として没入感ある体験ができる新しい楽しみ方ができる空間を目指しているとのこと。
「エミテラス所沢」は、西武鉄道所沢車両工場の跡地に立てられてる。新しいシンボルとして、1階の外構部分には工場と鉄道本線の車両の従来に使用していた「引き込み線」と1984年まで西武鉄道山口線で運行していた「おとぎ電車」、1階のサミット横には「2000系運転用シミュレータ」が展示されているのも大きな見どころ。
注目の「こもれびフードホール」では、席数が約1,000席用意されている。22の飲食店があり、当地のフードや様々な食事を楽しむことも可能。机や座席の種類も多く、家族や友達と楽しむための席もたくさん用意されている。一方で、1人で仕事をしながらでも過ごせるようにとコンセントやUSB給電口を利用できる席もつくられていた。各々が好みの席を見つけてほしいという思いが込められている。
そして、フードコート内には予約制のパーティルームも準備。ルーム内にはモニターも用意されており、地域の方が教室を開いたり、食事をしながら大人数で楽しめたりできるレンタルルームとなっている。大小の2部屋あるが、繋げて大きな一部屋にすることも可能。
「エミテラス所沢」では、ファミリーも安心してゆっくり楽しむことができるスペースや工夫も多い。4階には「そらくもひろば」と呼ばれる「そとひろば」と「なかひろば」に分かれている広場がある。「そとひろば」は遊具などがある広場で、所沢の街を一望でき、ルーナドームも見ることができた。「なかひろば」では屋内で未就学児でも安心して遊べる空間となっていた。
メディアツアー最後には、壁面装飾には埼玉西武ライオンズの本拠地「ベルーナドーム」で使用されていた人工芝を再利用していると紹介。ご当地のお店や地元の需要に合わせた店舗などもあり、地域密着を感じる部分が多々あった。所沢駅東口の駅ビル「グランエミオ所沢」と連携したサービスやイベントも実施していくとのこと。
『エミテラス所沢』
西武池袋線・西武新宿線の所沢駅から徒歩4分。
駐車場・駐輪場あり。
情報提供元:マガジンサミット
記事名:「新しい”所沢らしさ”を目指す「エミテラス所沢」がオープン!」