お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしがイメージキャラクターを務めるJAグループ宮城「宮城米」の新TVCMが25日から全国で放映スタート。その前日となる24日、都内で行われた発表会に伊達と富澤が登場した。
宮城県出身の伊達と富澤は、宮城米のイメージキャラクターを務めるのは今年で8年目。伊達が「我々も8年目ということですごく嬉しいです。(宮城米の各お米のブランドを)食べ比べて欲しいですね。ひとめぼれは日常で食べるご飯にして、だて正夢は良いことがあった日に、ササニシキはお寿司とかおにぎりがベストです」とアピールすれば、富澤は「8年目ということで(伊達の姪に当たる)声優の伊達さゆりに取られないように頑張りたいと思います」と笑いを交えながら意欲を見せていた。
8年目を迎える宮城米のイメージキャラクターだが、危機感もあるんだとか。伊達は「大泉洋さんが宮城米のCMを乗っ取ろうとしているんです。あの北海道のハグレ者が!北海道の米をやればいいじゃないですか!マツコ・デラックスに取られたんですって」と大泉をライバル視し、富澤も「死守したいと思います!」と大泉にはやらせないと言わんばかりだった。
そんな2人が出演した新CM。撮影は酷暑の中で行われた。伊達は「何せ暑かったですね。古民家みたいなところで撮影したんですけど、もう冷房が効かない状態で…。エアコンの音が入るからって、僕、音は入らないと思うんですけど、エアコン全部止めるんですよ」と不満を漏らすも、「エキストラさんの皆さんが沢山来られていて、その人たちが全部バスの中で待機。結構大変そうでしたね。見ていて可哀想でした」と自身の暑さよりも共演したエキストラの人々を気遣っていた。
CMでも食した宮城のお米。2人は発表会で炊きたての宮城米に舌鼓を打った。そんな彼らに「どんなシチュエーションで食べると宮城米の美味しさが増す?」とMCが尋ねると、「やっぱり行楽シーズンだからお弁当を作ってピクニックとかおにぎりも良いですよね。僕はリトルリーグを小さい頃にやっていて、必ずおにぎりでした。家の母親が作ってくれて、そのおにぎりが美味かったですね」と幼少期の思い出に浸る伊達は、おにぎりの具として「ツナマヨ」が好みだとか。
一方の富澤は「男性4人ぐらいで黒部ダムを歩いて、その後に食べたご飯が美味しかったですね」とテレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』のロケで伊達、森田剛、飯尾和樹と食べた食事が思い出に残っているという。
出身地の宮城県をはじめ、東北をアピールするなど地元の東北愛に溢れている伊達と富澤。特に伊達は満島ひかりや岡田将生、バナナマンの設楽統や日村勇紀らに宮城米をプレゼントするなど、共演者にもアピールしている。伊達が「貢献しているつもりも貢献したいからやっていることも特になく、やっぱり宮城県民なんですよ。東京に27年ぐらい住んでいますが、月2回ぐらい仕事含めて仙台に戻っているので、そういう意味では仙台市民という感覚ですね」と東北愛は極めて自然だとか。
また、宮城や新幹線でよく会うという宮城県の村井嘉浩知事とは「しょっちゅうお会いします。いつも『ありがとね』と会う度に言ってくださいます」と感謝したサンドウィッチマンの2人に、知事繋がりでパワハラなどの問題で揺れる兵庫県の斎藤元彦知事の話題を振ると、「あの人、宮城県庁にいたんですね。村井さんの下で働いていたみたいですよ」と明かした伊達に報道陣が「(村井知事は)おねだりをする?」と問い掛けると「いやいやしてないしてない(笑)。されたこともないです」と否定。対する富澤はボケ担当らしく「おねだりしてないか聞いてみますね」と笑いを誘っていた。
情報提供元:マガジンサミット
記事名:「サンドウィッチマン、イメージキャラクター8年目も危機感「北海道のハグレ者が!」」