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21日に自身のツイッターを更新した俳優の山田裕貴さん。

番宣のツイートだったものの、過去に発信したツイートが「意味深」として一人歩きしたことに対して語ったことを示唆し、多くのフォロワーから反響が寄せられました。

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山田裕貴「報われない」一連のツイートにファン心配

21日に自身のツイッターを更新した俳優の山田裕貴さん。

山田さんはこの日「日曜日の初耳学」(TBS系列)に出演するため番宣のツイートをします。

「いろいろ本音を語ってます どんなふうな切り取られ方をするか わかりませんが ちゃんと伝わるといいなぁ」と綴り、いま胸に抱いている思いを吐露。

山田さんは現在放送中のテレビドラマ『ペンディングトレイン』(TBS系列)で主演を務めています。

見ず知らずの者同士が未来へのワープに巻き込まれ、元の世界に戻ろうとする姿を描くサバイバルドラマですが、山田さんは同ドラマ撮影中の3月28日に「報われたい」と一言ツイート。

その意味を深読みしたフォロワーらがSNSで山田さんに対して「病んでいる」と信じ込み、またそれを拡散したことからその様子が一人歩きするようになりました。

そのことについて語ることを連想させ、フォロワーからは

《裕貴くんの想いが色んな方に伝わりますように》

《どんな本音がきけるのか楽しみ》

《沢山の人に、裕貴君の本音がキチンと伝わると嬉しい》

《受け止める準備は万端》

《変な切り取りされてないといい》

など、その本音を正面から受け取りたいという応援の書き込みが寄せられました。

山田裕貴、トーク番組で何を語った?

山田さんは同日に放送された同番組のオンエアで、主演することへの重責を感じ、一人でも多くの視聴者の心に残る作品となるよう「報われたい」と呟いたと振り返りました。

しかし「(ネットに)『忙しすぎて心をすり減らしてる』とかの書かれ方して」と語り、それについては自身が心をすり減らさないと気が済まないため当たり前のこと故、気には止めていないとして「(自身がツイートした『報われたい』の真意は)作品が報われてほしい、ただそれだけ(の言葉)」と、病んでいることによる呟きではなかったことを説明。

しかしながら、ネットでは「みんなそれ(ネットニュースやネットでの書き込みなど)を信じ込み、あたかもそれが本当かのように広まっていく」と、勝手な解釈が拡散していったことに危機感を感じたとして「(あなたは)僕から話、聞きました? 当事者でもない人たちが人のことを叩いたり、その痛みを知らない人たちが全部知ってます、かのように叩きまくるわけじゃないですか。わけ分かんなくて」と偽らざる今の思いを吐露。

そして「そういったところもドラマに盛り込まれています」と、自身の胸の内に秘めている熱い思いを穏やかな表情で浮かべた山田さんに対し、ネットには心を打たれた人が続出したようです。

中には「山田さんを心配していたから」と、山田さんの言葉足らずの説明から不本意な解釈をしてしまったことを正当化するような意見も散見。

テレビドラマや映画作品には、観た人の数だけたくさんの解釈が生じますが、ある特定の解釈がたった一つの真実であるかのように語られることへの不気味さを実直に語った山田さん。

SNSの使い方一つで多くのことを学び、それが作品作りに反映されるなど、その感受性の高さはこれからの俳優人生に大きなプラスとなって還ってくるに違いありません。

(文:Quick Timez編集部)

情報提供元:Quick Timez
記事名:「山田裕貴「わけ分かんなくて」自身のツイートが一人歩きし拡散したことへの胸中を吐露