16日放送の「音楽爆弾」(テレビ大阪系列)に、歌手の華原朋美さんが出演。数々のミリオンソング誕生に至るまでの苦悩を吐露しました。
MCを務めるお笑いコンビ、野生爆弾のくっきー!さんとは、以前の共演をきっかけに親友のように思い合っているとお互いに話します。それもあってか華原さんはリラックスした表情でトークに入りました。
注目の1996年発売の代表曲「I’m proud」について、「これはもう愛の結晶でございます!大好きだったし仲良しだったし絶好調でしたからね」と、当時の恋人、音楽プロデューサーの小室哲哉さんとの蜜月ぶりを振り返りました。「本当にピークで、どの場所で歌わせていただいてもお客さんが涙を流して聴いてくださったりするんですよ」と充実した日々を懐かしそうに語りました。
その後、友人歴28年というタレント、勝俣州和さんが映像で登場。ブレイク前後の華原さんについて「この子はバラエティならトップ取るだろうなと思っていました。歌手、華原朋美はシンデレラ、みんなが憧れるお姫様を演じていたんだと思う。特別スタイルがいいわけでもないし、顔だってかわいいけどモデルクラスではない。超一流じゃないんです。でも皆に近いのに、スーパースターになっちゃった」と分析しました。
続けて、今後について「朋ちゃんは色々あったから、これからは世の悩んでいる人に力を与えてほしい。令和の瀬戸内寂聴」とエールを贈られると「ありがとうございます。悩み相談?そうですね」と合点がいった様子でした。
その後、華原さんの人生を振り返るコーナーに移り、吉本興業で華原さん好きという茜チーフさんが登場して、キャリアを紹介していきます。1992年に、高校3年の時に大好きという吉野家で食事中にスカウトされ、翌年、モデル、タレントとして活動。その後、歌手への変わるきっかけについて、「出会いがあり恋人同士になって、そこからですね。仮歌とかやらせていただいていたりしていました。ある日、食事でカラオケがあるお店に行って歌ったら、『もしかしてこれ、いけるんじゃないの』って思ってくださったみたい。売れるかどうかわからないという不安はあったって言っていました」と赤裸々に振り返りました。
歌手デビュー後、93年発売の「I’m proud」は139万枚、96年発売のファーストアルバム「LOVE BRACE」は257万枚を売り上げたことが紹介されました。
その裏で「テレビ局で小室さんと大喧嘩してしまって、スタッフを4、5時間待たせてしまいました」と反省の弁。くっきー!さんが「朋ちゃんがワーって言うのが分かるんですよ。でも小室氏が言い返すってイメージが分かへん」と指摘すると、「その通りです。だから私が悪い」と素直に認めました。
華原さんは、19年に一般男性との間の第一子となる男児を出産。2021年に所属事務所兼マネジャーとの結婚を発表したが、22年、離婚報道を認めています。
この日のフランクなトークぶりも加わり、天性の歌声とセンスを生かした活動を期待する声は多そうです。
(文:Quick Timez編集部)
情報提供元:Quick Timez
記事名:「華原朋美、自身の代表曲「I’m proud」をめぐり「これはもう愛の結晶でございます」」