25日に複数の選手に対し日常的にパワハラを行なっていたとして告発された東北楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球選手・安楽智大投手。
球団は安楽投手に自宅待機と契約更改交渉の無期限延期を命じたようですが、今後の進退は一体どうなるのでしょうか。
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25日に複数の選手に対し日常的にパワハラを行なっていたとして告発された東北楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球選手・安楽智大投手。
複数選手からの訴えを受け、同球団社長の森井誠之氏は仙台市内の球団事務所で「ファンの方にご心配とご不安を与えてしまって申し訳ございません」と切り出しました。
そして、安楽投手に自宅待機の他、この日に予定されていた契約更改交渉の無期限延期を命じたことから、パワーハラスメント被害の訴えが「概ね事実」であることが判明。
報道によると、安楽投手は後輩の若手選手に対して暴言や人格否定を日常的に行い、食事の誘いを断ると「だからお前はダメなんだ」と執拗に電話をかける行為などが見られたそうです。
他にも球場のロッカールーム内では若手の衣服を脱がせて下半身露出を強要し、笑いものにしていたという証言も寄せられるなど上記を逸しているものも。
すでに退団したある選手は「(頭部を)平手打ちされて、むち打ちみたいになった。その後の練習にも支障をきたし、精神的な苦痛を受けた」と明かすなど、報道されているものはほんの一例に過ぎない可能性も高いのではないでしょうか。
ネットには
《ハラスメントどころか、犯罪行為》
《応援していただけに本当にショック》
《被害を受けた若い選手は辛かったであろう》
《厳重注意しました、程度では済まされない》
《犯罪的行為に温情も何もない》
《選手たちをはじめとしたプロ野球関係者全員がプレーしやすい環境を築いてほしい》
など、被害にあった選手を気遣う声や、安楽投手への厳しい声が噴出し波紋は広がり続けています。
安楽智大投手は引退!?
若手選手への度を越したパワーハラスメント被害が露呈し、窮地に追い込まれた安楽投手。
2021年には日本ハムの中田翔選手が、同僚選手への暴力を理由に球団から出場停止処分を受けるという不祥事がありました。
中田選手と被害者は本来は懇意な2人だったことが説明されるなど、一時的な感情のもつれであったようですが、今回は力関係で抵抗できない選手が複数名対象となっていたこととして、上述の訴えが本当ならば「名誉毀損罪」、「侮辱罪」、「準強制わいせつ罪」、「暴行罪」に当たる可能性が高く「刑事告訴」の対象にも。
これから球団により詳細な調査が入ると見られますが、安楽投手への厳しい処罰は当然のこととして、可能な限りの事実の公表、被害者へのケアは必至で、あやふやにすることは断じて許されることではありません。
安楽投手は愛媛県にある野球の名門校である済美高等学校2年時に、甲子園最速となる152km/hを記録。
済美高校3年時には、2年生部員が1年生の口にカメムシを入れたり、灯油を飲ませようとしたりしたほか、恒常的な暴力があったなど部内の悪質ないじめが原因で1年間の対外試合禁止処分を受けたことがありました。
当時、主将だった安楽投手は当事者に含まれなかったようですが、日常的に「いじめ」がすぐそばにある生活を送ってきたことは間違いがないよう。
その後、不調はありながらもプロ野球のドラフト会議にて1位指名を受けるなど注目株だった安楽投手。
プロ入り後、二軍スタートするも甲子園の傑物だけあり、プロでも最速の速球を武器に一定の結果を残してきました。
怪我による不調に悩まされる日もあり、中継ぎでチームを支えつつも球団への貢献具合という視点で見ると試行錯誤感は否めません。
プロに入ってからは女性関係の噂が全く報じられていなかったことから、結婚はしておらず野球に集中しているようですが、今回の不祥事が明るみとなり楽天ファンはガッカリ。
安楽投手に対する自宅待機の「謹慎処分」はあくまで暫定手措置と考えるのが妥当ですが、球団として速やかな「処分」が求められます。
今回の複数選手へのパワハラのほか、既に退団している選手からも被害の声が上がっているという報道を鑑みると、安楽投手を咎めなかった先輩、コーチ、球団はこの事案をどう見ていたのかという疑問も。
もし黙殺していたのであれば、それらも全て同罪であり、球界のあり方そのものが問われる事態となります。
ケアすべき選手を優先し、安楽投手が結果として「自由契約」となり球界追放となるか続報が待たれます。
(文:Quick Timez編集部)
情報提供元:Quick Timez
記事名:「安楽智大(楽天)は引退?それともクビにならない?wiki経歴や結婚相手、高校まで調査!」