国際弁護士の湯浅卓氏は、ドジャースの大谷翔平投手の元通訳である水原一平被告が、銀行詐欺などの罪で有罪を認めたことについて、今後の見通しについて語りました。
湯浅氏によれば、このような事件はスポーツ界にとって大きな衝撃であり、選手や関係者の信頼を揺るがす可能性があると述べています。今後の見通しについては、まずドジャースや関係者が適切な対応を取ることが不可欠だと指摘しています。
また、この事件を契機にスポーツ界全体が倫理観や法的責任の重要性を再確認し、透明性と信頼性を高める努力をすることが求められるとしています。最終的な判決が下される10月25日(日本時間26日)まで、事件の進展に注視する必要があるでしょう。
この記事ではそんな水原さんについてまとめました。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
簡単な背景
水原一平被告は全ての罪を認め、報道陣との揉みくちゃ状態での出廷・退廷があった。10月に判決が出る予定で、最大で33年の刑期があり、服役後は日本へ強制送還される見通しです。また、MLB機構は大谷翔平選手への捜査を全て終了し、「大谷を詐欺の被害者と見なす」ことを発表した。
水原一平被告 全ての罪を認める
出廷・退廷時には報道陣で揉みくちゃ状態
10月に判決が出る予定 刑期は最大で33年服役後は日本へと強制送還される見込み
またMLB機構 本日の答弁を受けて、大谷翔平選手への捜査を全て終了したと発表
「大谷を詐欺の被害者とみなす。」pic.twitter.com/jZF7scgd2L— ALWAYS AKIRA (@sekai_yakyu_828) June 4, 2024
水原一平のプロフィール
生誕 1984年12月31日(39歳)
日本の旗 日本 北海道苫小牧市
出身校 ダイアモンドバー高等学校(英語版)
職業 通訳
身長 186 cm
配偶者 あり
概要
湯浅氏と記者のやりとりになります。
質問:今回の裁判の印象は?
回答:今までは、ほぼイエスと答える質問しかしていなかったのに、今回の判事は文章でしゃべらせようとしていました。裁判は偽証できない場であることを考えると、相当な圧をかけてきた印象です。水原さんも仰天したのでないでしょうか。
質問:厳しい態度を取った理由は?
回答:前の裁判での治安判事の(水原被告に対する)印象が悪く、その報告が来ているのだと思います。例えば違法賭博の仲間の情報をかたくなに話さなかった、などが考えられます。
質問:10月25日の判決までの流れは?
回答:弁護士と連邦判事が話し合い、量刑などを決めていく。実はこれ、きちんとした会議とかではなく、立ち話レベルなんですよ。水原さんが新しい事実を言いたくなったら、それを弁護士が口頭で伝える…といった感じですね。細かい情報を総合して、判決を決めていきます。
質問:量刑の決め手は?
回答:大谷選手自身の意見や保護観察官の意見は、かなり反映されます。今回、大谷選手が「終結宣言」を出しました。今後は表だっては裁判には関わらないと思いますが、事前に「被害者インパクト文書」というものを出している可能性が大きい。これは精神的・心理的・財務的な被害を示したもので、判決の大きな参考資料になります。
質問:巨額の返済金はどうなるのか?
回答:もし自己破産したとしても、返済義務が生じます。大谷さんの26億円については、昨年の連邦最高裁で「詐欺の被害金は自己破産では踏み倒せない」という判例が出ている。国税については米国連邦破産法の条文に明記されてます。もし出所後に収入があるとすれば、司法省の財務訴訟部門に稼いだお金を送り、そこから大谷選手の口座などへ振り込むことをやり続けます。米国では、少なくともこれを20年は厳しくやると定められています。
質問:判決に関しては?
回答:量刑は5年程度とみています。だだ今までの裁判を見る限り、水原さんには米国に居続けたいという意思があり、判事側は「服役直後の日本への強制送還」がかなりの厳罰とみている節があります。送還されると米国には絶対戻れなくなりますからね。金銭的にも、日本より米国のほうが多額のお金を稼ぐチャンスはまだある。みなさん、米国で服役した人が日本で26億円稼ぐなんて想像もつかないでしょう?
量刑のポイントとは
量刑のポイントの1つは、大谷選手の声にあります。実際、2つの罪を合わせると量刑は最長で禁錮33年にもなりますが、処罰を軽減する「司法取引」の成立によって、実際は5年から6年程度になるとみられています。しかし、アメリカで活動する国際弁護士は、「大谷選手の声」が量刑のポイントの1つになると指摘しています。
米4州で活動する吉田大国際弁護士は、「実際にどのような犯罪の影響があったか、個人的な気持ちを裁判所に伝えるということが制度化されている。大谷選手側としては、『こんなにつらい思いをした』『このことが心配で仕事=野球に集中できなかった』というような。個人的な感情面も含めたリポートを裁判所に送ることによって、量刑を枠の中でより重い方向にもっていってほしいという思いを実現化するための制度」と説明しています。
もし大谷選手がこの制度を使った場合、刑が重くなる可能性があると述べています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。海外で行っていたこともあり、金額が金額だけに私たちでは想像もつかないことですね。
また水原氏の情報が入り次第共有していきます!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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情報提供元:Quick Timez
記事名:「水原一平、自己破産後も26億円踏み倒し不可能!量刑5年でも「日本に強制送還」が処罰に…」