大人気漫画「おとななじみ」が、映画初主演となる井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)と久間田琳加のダブル主演で実写化された。“おさななじみ”のまま“大人”になった超残念男子・青山春(通称:ハル、井上)と、そのハルにずっと想いを寄せるオカン系女子・加賀屋 楓(かがやかえで)の姿を描くラブコメディだ。今回YESNEWSでは、久間田琳加にインタビューをした。
―大ヒット原作ですが、オファーが来た時はいかがでしたか?
とてもうれしかったのですが、自分の姿が大きなスクリーンに映る不安もあり、それを想像しただけでとても緊張してしまいました。初めましての方も多いなか、幼なじみの関係性をどう作っていこうか最初は悩みましたし、不安のほうが大きかったですね。
―原作はご存じでしたか?
わたしは今回原作に初めて触れました。今まで少女マンガは好きでよく読んでいたのですが、キュンキュンが多い作品ばっかりだったので、ここまでコメディー要素があるラブストーリーもあるのかと、新しい発見がありました。なので新感覚で読みましたね。
―楓はどういう女の子だと理解して演じたのでしょうか?
天真爛漫だなと思っていて、20年間片想いの一途さやピュアさもありますよね。わたしは撮影当時21歳だったので、生まれた時から人を好きな感覚なのかと思うと、真っ直ぐな子だなと思いましたし、後は好きな人に世話を焼いてしまうところ、そこが応援したくなるような女の子だなと思いました。ただ、わたしは好きな人にここまで世話が焼けるかと思った時、どっちかと言うとハルのほうが近いかなと思いました(笑)。
―久間田さんご自身もバラエティ番組などで楽しそうな姿を拝見することが多いのですが、ご自身とは近い存在でしたでしょうか?
楓は原作の時点でも動きが大きいですし、表情もとても豊かなんです。なので実は自分とは離れている女の子のような気がしていたので、最初はとても不安でした。それもあって少し客観視して遠くから楓を見ていたのですが、今回の作品で彼女を演じ切ることができたら新しい一面を観てもらえると思って、ワクワクもしていました。
―髪も切って役に寄せたそうですが、それ以外には何かしましたか?
楓はハルに「ゴリラかよ」と言われるシーンがあったので、ゴリラに見えるように鏡の前で自分で練習したり、変顔に見える練習ですね(笑)。実際にカメラを置いて、変顔を演じてみて、どう見えるかをやっていたりしましたね。
―初めましての方が多いなか、幼なじみ感を出すために何か工夫をしたのでしょうか?
撮影に入る前に監督含めてリハーサルがありましたし、お話をする時間もあり、そこで徐々に仲を深めていきました。撮影現場は本当に和気あいあいとしていて、浅川梨奈さんを筆頭に本当に幼なじみ感を出すことができたのではないかなと思っています。
―最後に映画を楽しみに待っている方にメッセージをお願いいたします。
恋愛のみならず楓の仕事の面でも言えることなのですが、新しい一歩を踏み出すというテーマもあると思うんです。たとえば新しい環境になって、そこで勇気を出してチャレンジしてみるということも、受け取ってほしいメッセージかなと思っています。わたしもいまの状況に留まらず、いろいろなことに挑戦してみたいと思いました!ぜひご覧ください!
(C) 中原アヤ/集英社 (C) 2023「おとななじみ」製作委員会
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