2026年5月も、イラストレーター・natsuruによる、ビールとの日常を描いたビールカレンダーをお届けします。月はじめの気持ちの切り替えとともに、スマートフォンの画面をビールで染めてみませんか。
連載「いつもの日常に、わたしとビールと。」
おうちでゆったりとくつろいでいるとき、はたまた外へでかけたとき。いつでも、どんなときでも寄り添ってくれるビールたち。そんなビールと過ごすなにげない日常を、イラストレーターnatsuruが描きます。

(これまでの「いつもの日常に、わたしとビールと。」はこちら)
おうちでゆったりとくつろいでいるとき、はたまた外へでかけたとき。いつでも、どんなときでも寄り添ってくれるビールたち。そんなビールと過ごすなにげない日常を、イラストレーターnatsuruが描きます。

(これまでの「いつもの日常に、わたしとビールと。」はこちら)
歩荷

山に入る朝は、空気が少しだけ張りつめている。まだ人の気配が少ない登山道で、背中の荷を整えながら一歩を踏み出す。歩荷(ぼっか)という言葉を知ったのは最近のこと。南会津マウンテンブルーイングの『BOKKER』というビールを手に取って、その由来を調べたことがきっかけだった。
尾瀬のあたりでは、山小屋に物資を運ぶ歩荷という仕事があるという。重たい荷を背負い、何十キロもの道のりを黙々と進む。その営みを知ってから、山で過ごす時間の見え方が少し変わった気がする。
南会津マウンテンブルーイングの『BOKKER』は、そんな歩荷と、イギリスで“荷運び人”に由来するといわれるポーターというビアスタイルを重ねているとか。
グラスに注ぐと、焙煎度の異なる麦芽が織りなす深い色合いと、チョコレートやコーヒーを思わせる香ばしさがゆっくりと立ちのぼる。静かにグラスを傾ける。歩荷の足取りのように、ゆっくりと確かに染みていく一杯だ。
Illustration:natsuru(@NaTsuRuuuu)
Text:山吹彩野
\待ち受けにしてみて/
情報提供元:ビール女子
記事名:「【ビールカレンダー2026年5月】いつもの日常に、わたしとビールと。歩荷」











