コロナ禍を経て通常の生活に戻った感のある昨今だが、相変わらず在宅勤務を続けているという人も多いのでは。在宅とは文字通り“家にいること”だが、このおうち時間が増えたことで掃除の仕方が変化したという声をよく聞く。以前は滅多にないお休みの日に気合を入れて、それこそ大掃除かのように行っていた掃除が、ずっと家にいるものだから気軽にできるようになったのだ。つまり、気になった箇所に軽く掃除機をかけたり、掃除する人も家にいる誰かが気づいた時に、というようにコロナ禍は掃除を手軽な家事に変化させ、家族みんなで“頑張らなくて良い”掃除へと導いたわけだ。
本日10月24日、パナソニックが発表したセパレート掃除機3機種は、そんな“頑張らなくて良い”掃除にピッタリな新モデル。まず、すべての機種に共通する特徴は「クリーンドック」タイプのコードレス。スティックタイプのコードレス掃除機というと、ゴミが少ししか吸えない、充電があまりもたない、そもそも充電が面倒くさい、といったイメージがあるかもしれない。だが2021年10月にパナソニックが発売したクリーンドックを有するコードレススティック掃除機「NS10K-W」の購入者の声を聞くと、次のような魅力を感じた人が多いことがわかった。
<意識が変わったこと>
①掃除することが億劫に感じなくなった
②部屋の中をいつもキレイにしておきたいと思うようになった
③家の中がキレイな状態でキープできている気がする
④掃除が楽しいと感じるようになった
<行動が変わったこと>
①ゴミを見つけたら後回しにせず、すぐに掃除するようになった
②掃除機をかける頻度が増えた
③自分自身が掃除する頻度が増えた
④自分以外の家族が掃除してくれるようになった
これは、気軽に、そして手軽に掃除できるNS10K-Wを使用することで、掃除意識と行動がポジティブに変化したということだろう。今回発表されたのは、このNS10K-Wの後継機で、それぞれユーザーのニーズに合わせてラインアップされた。まずパワー&スタミナが特徴の「MC-NX700K」(2024年3月下旬発売予定)、使い回しが良くトータルバランスに優れた「MC-NS100K」(2023年11月下旬発売予定)、そしてフローリングに特化した「MC-NS70F」(2023年11月下旬発売予定)の3機種だ。どれもユーザーのニーズに応える形で設計された完成度の高いものだが、編集部はこの3機種の中で、とくにフローリング特化型の「MC-NS70F」に注目したい。
他の2機種と比べるとパワーが弱く、絨毯など毛羽だった場所の掃除には不向きな「MC-NS70F」。普通ならこの時点で戦力外通告を受けても仕方ないのだが、それを補って余りある特徴が「MC-NS70F」の最大の武器だ。それは「取り回しの良さ」。障害物に合わせて自由自在に変形する“動くノズル”は、これまでの掃除機では難しかった鋭角な場所でも楽々と掃除してくれる。
すき間や家具の足まわりなど掃除しにくい場所もしっかりキレイにしてくれる“動くノズル”。
クリーンドックに入れる時にも“動くノズル”の恩恵が。左からドックに入れる直前、入れている途中、入れ終わったところ。普段置いておく場所が狭くても、これだけスリムなら大丈夫。
とかくパワーやバッテリーの持ち時間などに注目が集まりがちな掃除機だが、毎日ちょこちょこ掃除するなら、実際にはそんなにパワーは必要ない。軽く一回掃除機をかけて、終わったらクリーンドックに戻すと本体からゴミが回収され、そのまま充電がスタートするなら、バッテリー持ちも気にしなくて良い。さらに、今までに見たことのないような動きを見せるノズルで、これまでは諦めていた狭い場所のゴミも吸ってくれる「MC-NS70F」は、セカンド掃除機として所有すると、きっと重宝するはず。
情報提供元:舌肥
記事名:「パナソニックが「クリーンドッグのあるコードレス」掃除機3モデルを発表」