最近、東京メトロ日比谷線に乗って、ギョッ?! とした人は多いのでは?というのも、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんをはじめとした、約50名ものあくびをしている人々の写真で埋め尽くされた「おやすみトレイン」が運行されていて、たまたまそれに乗り合わせた人はあくび写真だらけの車両で目的地までを過ごすことになるのだから。12月1日まで運行される「おやすみトレイン」を仕掛けたのは、羽毛布団で知られる西川株式会社。今回の企画には、世界的にも睡眠時間が少ないと言われる国・日本に暮らす人たちに、もっと自分の眠りのことを考えてもらいたいという想いがあるという。なるほど、“あくびは移る”というが、あくび写真に囲まれていると自分もあくびをしだして寝てしまいそうだ。そこで今回は、羽生結弦さんがCMで気持ち良さそう寝姿を見せてくれている西川の羽毛ふとん『nishikawa DOWN』を実際に試してみた。
『nishikawa DOWN』のラインアップは2種類あるが、今回試させてもらったのはダウン90%、フェザー10%を詰めた「羽毛掛けふとんKA03505001」。
羽毛ふとんと一括りにすると世の中には様々なものがあるが、nishikawa DOWNは原毛の買い付けから羽毛の精製、仕上げまで、すべての工程を自社で行い、厳しい基準に合格したものだけを商品として出荷している点にある。まず特徴として挙げられるのが、0.001mm未満のミクロの泡「ウルトラファインバブル」による羽毛の洗浄。通常の人の髪の毛の太さは直径約0.008mmほどだが、それよりも1/8も細かなウルトラファインバブルの泡が原料の羽毛に付着した汚れをキレイに落としてくれているのだ。このウルトラファインバブル、なんと1mLあたりに約10億2千万個もの泡が発生し、羽毛のわずかな隙間にも入り込んで、超微細な汚れも逃さないというスグレモノ。さらに洗浄に適した超軟水を使用して何回も洗浄を繰り返すことで、羽毛本来の美しさになるまで磨き上げているそうだ。
こうして徹底洗浄された羽毛は、加湿乾燥・冷却除塵で不純物が取り除かれ、続いて乾燥することでより大きく開かせた羽毛から、さらに良質なものだけを選ぶフレッシュアップ加工が施される。その選定方法は、風の力で6メートルの壁を乗り越えられるかどうかというシンプルなもの。とはいえ、6メートルもの高さの壁を乗り越えられるのは、大きくふっくらしたダウンのみ。フレッシュアップ加工前と後で羽毛の保湿力を比べると、衣類の熱抵抗(衣類の暖かさの目安)を表すCLO値が平均0.26=約2℃以上高くなることが実証されたという。つまり、普通の羽毛ふとんと比べると、nishikawa DOWNは2℃暖かいというわけだ。
まるでシルクのような手触りの『nishikawa DOWN』のカバー。表面・裏面とも同仕様なので、表裏の区別なく使えるのがうれしい。
あまりの軽さに最初は「大丈夫かな?寒くないかな?」と不安になったが、それも一瞬のこと。自分の体温が羽毛に伝わるにしたがって、あっという間に快適な温度に。この日は東京の気温が前日から10℃以上下がった真冬日だったが、あまりの快適さに見事に寝坊してしまった(日曜日でよかった)。『nishikawa DOWN』を使うなら、必ず目覚まし時計を準備しよう。
西川の羽毛ふとん『nishikawa DOWN』
https://www.nishikawa1566.com/contents/nishikawa-down/lp/
情報提供元:舌肥
記事名:「羽生結弦さん出演CMでおなじみ 西川の羽毛ふとん『nishikawa DOWN』体験レポート」