各地でイルミネーションの点灯式が行われるなど、クリスマスに向けて街が賑わい始めた。そんな中、セブン-イレブンが、クリスマスの過ごし方やトレンドを明らかにするため、独自で「クリスマス意識調査」を実施。合わせて2024年11月13日、都内で「セブン-イレブンクリスマス商品発表会」を開催し、円安、物価高の中で迎える今年のクリスマスのトレンド、そしてセブン-イレブンならではの過ごし方を提案。また、予約の受付を開始した、贅沢で特別感のあるこだわりのケーキをはじめとする、クリスマスを彩るセブン-イレブンの2024年のクリスマスラインナップを紹介した。
クリスマスの過ごし方は多様化!「贅沢な特別感」も「コスパ」「タイパ」も重視の‟メリハリクリスマス”
会の冒頭、セブン-イレブンが、クリスマスの過ごし方やトレンドを明らかにするために、全国の15~59歳の男女約500人を対象に独自に行った「クリスマスの過ごし方に関する調査」の結果を発表。大きく4つの傾向がみられたのだとか。
1、クリスマスイベントの実施回数が増加傾向
物価高や平日のクリスマスといった情勢に反してイベントを実施したい意向の高まりが見られたのだとか。
2、「コスパ」「タイパ」重視!
クリスマスを楽しみたいと考える一方で、物価高の影響や準備・片付けの大変さもあり、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを重視する傾向が見られた。
宮さんは、「生活防衛意識が非常に高まる中、平日のクリスマスということあり、「コスパ」「タイパ」これが非常に色濃く出た。まさに今年ならでは」と話した。
3、一緒に過ごす人によって予算などを変える‟メリハリクリスマス”
クリスマスケーキの購入予算では、家族と楽しむ場合は「3,000~4,000円未満」、友人と楽しむ場合は「1,000~2,000円未満」の価格帯が人気。一方で、パートナーと過ごす場合は、家族や友人と比較し5,000円以上の価格帯も人気があったのだとか。
また、クリスマスケーキの購入において重視したい点は、全体でみると「味」だが、家族と楽しむ場合は「クリスマスらしさ」が重要視されていた。
4、理想の過ごし方は多様化しつつも、「リラックス」と「特別感」が上位に。
理想のクリスマスの過ごし方を聞くと、「ゆっくりとリラックスできるクリスマス」が最も多く、次いで「贅沢に特別感を味わうクリスマス」という結果に。一方で、「コスパ」「タイパ」を気にする人も一定数いる多様化傾向が見られた。
調査結果から、宮さんは「生活防衛意識の高い中でのクリスマス。費用はかけたくない。でも贅沢もしたい。誰と過ごすかによって、かける費用や内容が非常に異なっていた。どなたとどんな過ごし方をするかによって、今年のクリスマスというのは、非常に多岐に渡るのかな」と感想を述べた。
多様化するニーズすべてに応える幅広いラインナップ!
調査結果から導きだした「コスパ」「タイパ」「特別感」重視のキーワードを踏まえ、今年のセブン-イレブンのクリスマス関連商品は、多様化する消費者の要望すべてに応える幅広いラインナップが用意されている。ケーキはなんと33種類!パーティーオードブルやピザ、お店で揚げたてのチキンなどなど。パンフレットに掲載している内容でも55アイテム。
宮さんは「近くのお店で買い物をしていただける利便性を武器に、多くのお客様の多様性のニーズに応えるべく、いろんな組み合わせでお客様に買っていただけるラインナップ」と自信をのぞかせた。
会では、その一部を紹介。メディアも一足早く、いくつか試食させていただいた。
『クリスマスかまくら』
発売から今年で28年目となるセブン-イレブンオリジナルの人気定番ケーキ。こだわりの卵「エグパティシエール®」を使用したカスタードババロア、果肉入りいちごソース、ふんわりとしたスポンジを乳味感のあるくちどけの良いホイップクリームで包み込んだバランスの良い味わいが特徴。中に約4個相当の苺が使用されている。
試食すると、確かにふわふわで、ババロアの上品な甘みと香りがたまらない。いちごの酸味がよく合う。
宮さんによると、今年は原料や工程を見直して更に美味しくなっているが、価格据え置きとのこと。これは「かまくらファン」には嬉しい!
世界大会優勝パティシエコラボ 『ショコラ・クリスタル ドゥ ネージュ』
東京にある「エキリーブル」の高橋萌シェフと、徳島県「PRISM LAB」の柴田勇作シェフが、パティシエ世界大会優勝後、初めてタッグを組み1/2ずつ監修したオリジナルのアソートケーキ。高橋シェフはバニラ香るチョコレートケーキ。柴田シェフはチョコとチーズを組み合わせたショコラチーズケーキ。ケーキ天面のチョコレートプレートには雪の結晶がデザインされている。
宮さんは「夢のような、かつてない、なかなか食べられない特別感があるケーキ!」と興奮気味に話した。
バニラ香るチョコレートケーキは、濃厚なチョコレートをバニラの上品な味と香りがやさしくバランスをとっている。下層のフレークが、ナッツの香りとザクザクした食感でアクセントになっていて楽しい。
ショコラチーズケーキは、とてもなめらかな食感で、チョコレートとチーズが絶妙に合わさり、はじめはやさしい味わいだが、後からちょっとほろ苦いカカオのリッチな味わいが広がる。栗との相性も抜群だ。
『ななチキ(骨付き)』
ジューシーな骨付きもも肉をサクッと軽い衣で仕上げ、スパイスとハーブで味付け。
筆者は普段から『ななチキ』が大好きだが、この骨付きのななチキは、見るからにボリューム感があり、中はジューシーで、溢れる旨みとスパイスのマリアージュが最高!食べた後の満足感がすごい!
クリスマスに欠かせないチキンはこの他にも、『炭火焼ローストチキン』や、もちろん骨なしの『ななチキ』も用意され、お得な『クリスマスチキンセット』もある。
セブンプレミアムゴールド『金のジェノベーゼピッツァ~ローストチキンをのせて~』
生地を一枚ずつ丁寧に手で伸ばすことでナポリピッツァの特長である歯切れのよい食感を実現。香り豊かで旨みのあるジェノベーゼソースがローストチキンと相性抜群!
一口食べた瞬間に、ジェノベーゼの香りが口いっぱいに広がり、チキンの旨みが追いかけてくる。贅沢感のある味わいだ。
そのほかにも、クリスマスの特別仕様の商品ということで『ローストビーフと海老のサラダロール』
スモークサーモンやローストビーフのサラダ、そしてセブンプレミアムの中で最も支持されてるカップデリのクリスマススペシャルはオードブルにピッタリだ。
世界大会優勝パティシエ2人がコラボした究極のクリスマスケーキ
今年のラインナップの中でも、クリスマスならではの贅沢で特別感のあるケーキが「ショコラ・クリスタル ドゥネージュ」。このケーキを監修した柴田勇作シェフと高橋萌シェフが登場。トークセッションでは今回のケーキのこだわりや思いを聞かせてくれた。
ショコラチーズケーキを担当した柴田シェフは、「チョコレートのチーズケーキっていうジャンルに新しく挑戦しました。今までやってきたことのないジャンルでの挑戦で、今回このためだけに全くゼロから新しく生み出したレシピ。チョコレート、チーズ、マロンと、バランスを取るのが難しいアイテムでしたが、セブンさんと力を合わせて、長い年月日をかけてとてもいい出来上がりになっていると思う」と話してくれた。
バニラ香るチョコレートを担当した高橋シェフは、「バニラをメインに使いたかったので、真ん中の層にバニラをどれだけ入れられるかっていうのを限界まで挑戦しました。2個で1個のケーキなので、どういった形にすれば特別感のあるケーキになるんだろうっていうのと、今までコンビニで見たことのない見た目のケーキというのが2人のこだわり」と語った。
そして、互いのパートを味わった感想を問われると、柴田シェフは「順番に綺麗に味わえるように、チョコレートの味がして、バニラの香りがして、最後に余韻としてベリーの香りが鼻から抜けるような、アロマが残る構成になっていて、全てのバランスが整った特別なケーキに仕上がっている」と絶賛。
高橋シェフも「はじめ栗とチョコレートとチーズケーキ合うのかなっていう素直な気持ちだった。柴田シェフが試作をして、チーズケーキの焼き加減とかを何度も何度もこだわった結果、最終的に食べた時に、こんなにチーズケーキとチョコレートって合うんだって。すごく美味しくて滑らかなケーキ」とコメントした。
宮さんは「お2人がチーズケーキとチョコの組み合わせですとか、チョコとバニラの組み合わせっていうお話をされてました。1つのケーキでたくさんの味わいと、新たな発見ができる、まさに特別感」と話した。
最後に、セブン-イレブンオリジナルの人気定番ケーキ『クリスマスかまくら』の感想を問われ、高橋シェフは「スポンジもすごくフワっとしてますし。私は中に入ってるババロアの部分がすごく美味しいって感動しました。コンビニさんでこのクオリティを買えるっていうのがすごいなって、ちょっとびっくりしました」とコメント。
柴田シェフは「やはりこのクオリティ、コスパはさることながら、どこに行っても皆さんの家の近くにあるので、そういう幸せを届けられるっていう部分では、すごく感動しました」と話した。
柴田勇作シェフ プロフィール
東京生まれ・ハワイ育ち。「CRIOLLO」や「ザ・ペニンシュラ東京」など数々の有名店でパティシエとしての研鑽を積み、いくつもの国内外の大会で優勝・受賞の実績を重ねる。2021年10月、国際大会The World Trophy of Pastry Ice Cream Chocolate 2021」チョコレート部門を担当しチーム優勝。また、2023年パティシエの世界大会において日本代表チームに選出され、日本代表チームの8大会16年ぶりの優勝に貢献。帰国後、2024年2月、徳島県徳島市万代町に『PRISM LAB』をオープン
高橋萌シェフ プロフィール
1986年11月13日千葉県生まれ。2005年高校卒業後、武蔵野調理師専門学校に入学。製菓を学ぶ。
2007年から、パティスリータダシヤナギ、リリエンベルグ、Delices Des Sens(フランス・リヨン)、インターコンチネンタル東京ベイを経て、2021年から「エキリーブル」スーシェフ。
2018年 第25回ルクサルド・グラン・プレミオ優勝
2020年 ヴァローナ「マンジャリ30周年レシピ・コンテスト」優勝
2021年11月 2023年パティシエの世界大会出場者を決める国内予選優勝、日本代表選出。
今年のクリスマスは平日とあって、パーティーをするにも、時間のない中で準備をするのは大変だが、セブン-イレブンならケーキにチキン、ピザ、オードブル、ワインまで、必要なものはなんでも揃っている。しかも、好みやニーズに合わせて選べるように、種類も豊富だ。
宮さんによると、アイテム数は去年と変わらないが、経済情勢を考え、リーズナブルな価格帯のものの割合を増やしたそうだ。「コスパ」はもちろんだが、近くのセブンでクリスマスパーティーに必要なものがすべて揃えられるなんて、これ以上の「タイパ」があるだろうか。
セブン-イレブン クリスマス詳しくは…
https://www.sej.co.jp/products/christmas.html
情報提供元:舌肥
記事名:「セブン-イレブンが多様化するクリスマスのトレンドを調査!クリスマスラインナップのキーワードは「コスパ・タイパ・特別感」」