セルロイドの懐かしいニュアンスを愛で続けるアイウェアブランド

《kearny(カーニー)》は2013年にデザイナーの熊谷富士喜氏がスタートさせたアイウェアブランドです。熊谷氏はヴィンテージアイウェアに魅了され、日本では数少なくなったセルロイド製の眼鏡を復活させたいという思いから、ブランドを始めたといいます。セルロイドとは象牙の代用品としてアメリカで開発されたプラスチックのことで、以前は眼鏡以外にもギターピックや万年筆などに多く使用されていたのです。《カーニー》に揃う眼鏡は、日本の一大眼鏡生産地である福井県鯖江市で製作されています。しかしながら現在、その鯖江市でもセルロイド製の眼鏡を扱える工房も職人も減少しているそうです。それだけに《カーニー》の眼鏡はとても希少性が高いと言えるでしょう。

 

エフォートレスで美しいデザイン

ノーズパッドのない「一山」(いちやま)が特徴的なデザイン(下)。全体的に線が細く、その華奢さからエレガントな印象です。グレイのフレームにグレイッシュなレンズが入った眼鏡(上)は肌なじみがよく主張が控えめだから、どんなファッションにも柔軟にフィットしてくれるはず。

(下)メガネ¥35000、(上)¥39000/ともにkearny(スティーフ)

【お問い合わせ先】
スティーフ 03-5708-5611

 

 

FUDGEガールの大好きなフランスやイギリスにもたくさんいいものはあるけれど、いま改めて、ものづくりを丁寧に行う日本ブランドに注目!バッグやシューズ、ウォレット、帽子など、シンプルでさりげないけれど、身につけると高揚感をもたらしてくれるステキなアイテムをラインナップしました。

 

photograph_Sannomiya Motofumi
styling_Yamaguchi Kaho
hair&make-up_Iijima Keita (mod’s hair)
model_Masha Alexeeva
text_Koba.A
edit_Oguchi Eiko

 

 

情報提供元:FUDGE
記事名:「読書時間、自宅時間、リモートワークに欠かせない眼鏡を《カーニー》で新調。【FUDGE GIRLのためのアクセサリークリップス】