商用ユースからホビー用途まで、幅広いニーズに対応する軽として人気を集めているガソリンモデルのN-VANをベースに、電気自動車ならではの先進性と価値、使い勝手をプラスした軽商用EVの「N-VAN e:」が登場しました!!

荷室の使い勝手はそのままに、EV化で走りの安定感アップ。

高い天井がもたらす広くて大容量な荷室空間、助手席側のセンターピラーをなくした大開口部、ダイブダウン機能付き助手席&リアシートによるフラットで低いフロアなど、N-VANのワークシーンからホビーユースまでこたえる魅力はそのままに、給電機能や静粛性などEVならではの価値が加わった「N-VAN e:」。

e:CONTAINER(移動蓄電コンテナ)をコンセプトにサイドにビード処理を施したスクエアボディが魅力的。
ダイブダウン機能付き助手席&リアシートによってフラットで低いフロアを実現。助手席側のセンターピラーレスによる大開口も特徴。
助手席は2段階でダイブダウンする構造で、背もたれを倒した状態だとテーブルとして活用できる。
助手席と後席の隙間をうめるカバーは助手席の裏側に収納されている。
側面が縦のビードラインを施したベージュのパネルなので、コンテナのようでもあり、部屋のようでもある荷室。後席のヘッドレストを運転席裏のポケットに収納できるのもナイスアイデア!!

宅配便のクルマを想定した、実用的な一充電走行距離。

大容量バッテリーの採用、電動アクスルの小型化などにより、商用ユースに求められる実用航続距離と大容量の荷室空間を両立しており、245kmの一充電走行距離は、宅配便の車が郊外中心で1日最大約100km走るということを聞くと十分実用的な数字だなと納得。

広さと居心地のよさを感じさせるナチュラルトーンの室内は、シゴトにアソビに快適に使える、走るオフィス兼部屋のようでもあります。

荷室の最大容量を追求することで、コンテナ型のスクエアにデザインされたコックピット。ベージュの内装色とあいまっていいカンジ!!
シフトレバーはプッシュ式とすることで省スペースを実現しているので、運転席から助手席への移動もスムーズ。
デジタル表示のメーターはシンプルな液晶ディスプレイ。
センターディスプレイ周辺に12V電源ソケット、2つのUSB電源ソケットを用意。
助手席前のスペースには書類などのファイルを固定できるスタンドあり。
ドアパネルと荷室の壁のビードラインは、積み荷が当たったときの強度を高め、キズが目立ちにくい効果も。
ステアリング下にある急速充電口のスイッチ。
ナビタイムと連携したEV専用カーナビアプリ「EVカーナビ by NAVITIME」は、車種ごとに航続距離予測を算出し、バッテリー残量の少なくなる地点付近の充電スタンドを自動で経由地に追加するEVならではのルート検索や、さまざまな条件で絞り込みのできる充電スタンド検索などが可能。

N-VAN得意の車中泊を拡張する、純正アクセサリーも「e:」ならでは。

ホンダアクセスの純正アクセサリーも充実しており、助手席まで見事にフラットになる低床フロアがもたらすスクエアな大空間を活かした車中泊スタイルを拡張してくれるラインナップ。外部給電機能を活用して、フロントグリルの外部給電器からリアバンパーの外部電源入力キットをつなげて、N-VAN e:の電気を車内で使う驚きの提案も。

ソロキャンプ、モバイルオフィスとしてはぜいたくに使える室内空間が完成。
左が普通充電、右が急速充電のソケット。
リアバンパーにある外部電源入力キットを使えば、オートキャンプ場の電源サイトにある電源に接続可能。上の写真にあるAC外部給電器と、この外部電源入力キットをつなぐことで、エンジンオフの状態でもEVの電気を車内で使えるようになる。
AC100Vの電気を取り出せるコンセント。
高さのある天井のスペースを有効活用できるルーフインナーラック。
有孔ボードやドアパネルに設置するメッシュポケットも展開。

ホビー志向、商用ユース特化の4タイプをラインナップ。

ホビーユース志向の「FUN」、スタンダードな4席シートの「L4」、商用ユースに特化した1席のみの「G」、前後2席タンデム仕様の「L2」の4タイプを設定。GとL2はリース専用販売となります。丸目ライトのFUNは、インテリアの仕様も含めてN-BOX JOYを思わせる、アウトドアカジュアルな雰囲気が魅力的。

シゴトにもアソビにもなじむ、フレンドリーなルックスの「FUN」。
右下のリサイクルマークが象徴するように、フロントグリルには廃棄バンパーの再生素材を採用。塗膜のカケラをあえて増やして混ぜ合わせ、多彩な色を散りばめることで、この1台だけのデザインへ価値を転換。
ヘッドライトはフルLEDを採用。
運転席と助手席の仕様が異なり、あくまでも商用車としてドライバーだけの1人乗りが多いということから、運転席を重視したつくりになっているのも潔し。
後席も乗用車ライクなアイボリーカラー。FUNには後席用のヘッドレストがある。
トリムホイールキャップのホイールは13インチ。N-VANのガソリンモデルより車重が増えたことからインチアップし、ブレーキも制動力を確保するためサイズアップしているそう。
スタンダードの「L4」はハロゲンヘッドライトのほか、インテリアも商用らしいグレー基調の仕立て。
運転席のみという商用車として超ストイックな「G」。
「L2」は前後に2つのシートを設けたタンデム仕様というのが、2輪も手がけるホンダならでは!?

運ぶ・遊ぶを満喫できる、ライフスタイルの優しい相棒EV。

バッテリーをフロア下に積載したことによる低重心ボディ、13インチのホイールがもたらす安定した走行性能、EVならではの登坂でもスムーズな加速も特筆もので、荷室の荷崩れを防止するために急加速は抑制したセッティングになっていることもさすがの仕上がり!! 積む、運ぶから遊ぶまで満喫できるライフスタイルの優しい相棒EVといえそうです。 

LEDヘッドライト、ベージュ内装など充実装備を採用したホビーユース志向の「FUN」。【SPEC】全長3395×全幅1475×全高1960mm ホイールベース2520mm 車両重量1140kg 乗車定員4名 最大積載量300kg 電動機(モーター)最高出力47kW(64ps) 最大トルク162Nm(16.5kgm) 駆動方式FF 一充電走行距離WLTCモード245km 車両本体価格291万9400円〜

Photo/Kenji Fujimaki

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記事名:「シゴトにアソビに使える軽、「N-VAN」のEV版は、車中泊にも新しい価値をプラス。