マルチツールの代表ブランドといえば、米国ポートランド発の「LEATHERMAN(レザーマン)」だが、その代表モデルといえば1998年に発売された“WAVE(ウェーブ)”。このたび、本モデルに大きなアップデートが施された。

ナイフブレードはハイエンド鋼材。

WAVE Alpha ¥43890

LEATHERMANの顔とも言えるモデル・WAVEは1998年に発売され、これまで2004年と2018年にアップデート。2018年には「WAVE+(ウェーブ プラス)」という新しい名称を得た。

プライヤー付きのマルチツールとしては完成形と言っていい仕上がりだったが、ここにきてさらに強力なアプデを敢行。「WAVE Alpha(ウェーブ アルファ)」として新発売されることとなった。

もっとも大きな変更点は、ナイフのブレードにMagnaCut(マグナカット)という鋼材を使用していること。MagnaCutはこちらの記事で紹介したハイエンドモデル「ARC(アーク)」に採用され、高い評価を得られたためWAVE Alphaにも搭載されることとなった。

MagnaCutは硬度が高いだけでなく靭性にも優れる。その上でDLCというコーティングを施し、耐腐食性と耐摩耗性を高めたのがLEATHERMAN仕様だ。

よく使うハサミが大型に。

アウトドアで地味に活躍するのがハサミ。WAVE Alphaのハサミは従来よりも大型化されて使いやすくなり、またハンドルを閉じた状態でも取り出せるようになった。

ちなみにカラーは前出のObsidian(オブシディアン)と上の画像のCascadia(カスカディア)の2種。そんなカラーを纏ったハンドルも只者ではなく、耐久性・耐熱性に優れたG10素材をしれっと採用している。

LEATHERMANのマルチツールは、ミリタリーに特化したモデルや異常に軽量なモデルなど個性豊かだが、土台となっているのは代表モデルであるWAVEシリーズ。そんな重鎮が伝統のシルバーボディを廃し、機能性を研ぎ澄ませたのがWAVE Alphaだ。今回のアップデートは劇的と言っていいだろう。

購入は正規輸入代理店の公式ストアが安心で確実。25年保証もついてくる。


(問)レザーマンツールジャパン www.leatherman-japan.com/

The post マルチツール界の重鎮モデルが大幅アプデ。レザーマン「WAVE」の最新版が劇的登場! first appeared on GO OUT WEB.

情報提供元:GO OUT
記事名:「マルチツール界の重鎮モデルが大幅アプデ。レザーマン「WAVE」の最新版が劇的登場!