何か考え事をするとき、どんな場所でしていますか?
実は「照明が暗い部屋の方ほうが、創造性が上がる!」という研究結果が出ているんです。
実験では「150ルクス」の暗い照明と、「500ルクス」の照明、「1500ルクス」のとても明るい照明の3種類の部屋で、被験者に「できるだけオリジナリティの高い異星人」を描いてもらいました。その結果、暗い部屋で参加した被験者たちがもっとも好成績を残したそうです。
日本の一般的なオフィスの照明の明るさが300〜500ルクスですので、150ルクスの照明といったらかなり暗い方です。
さらに興味深いことに、この実験では単に暗闇について考えるだけでも創造性が向上したという結果が出ています。うーん、不思議ですね。純粋に心理的な現象といえそうです。
アイデアに煮詰まったら、まずは部屋やオフィスの照明のワット数を下げたり、電球や蛍光灯の数を減らしてみると、思わぬひらめきが生まれるかもしれません。ぜひ、試してみてくださいね。
詳細についてはこちら(英文)を参照ください。
Freedom from constraints: Darkness and dim illumination promote creativity
暗闇と薄暗い照明が創造性を促進する
Photo:Spotted Light By Toni Blay
Licensed material used with permission by PaleolithicMan
心のスイッチ、見つけよう -HAPPYW(ハッピーウー)-
情報提供元:HAPPY W
記事名:「その照明、明る過ぎかも!? いいアイデアは暗めの部屋から生まれる」