真ん中に土間が作られた、ラフで素材感の良いリノベーション団地。一目見て、ここで暮らすイメージが湧いてきたという運命のお部屋で、楽しく居心地の良い空間を作っていらっしゃる一人暮らしのインテリアを拝見します。

 

 

ラフな素材感が気に入った、リノベーション団地

築48年の団地で、一人暮らしをされているjamさん。デザインのお仕事をされており、43㎡の1LDKを自宅兼仕事場として使っています。古い団地といっても、室内の真ん中に大きく土間がつくられた、一風変わった間取りにリノベーションされたお部屋です。

 

玄関を開けると、そのまままっすぐベランダまで土間が続いている、珍しい間取りです。

 

全体はこんな感じ。

 

土間以外の部分は、コルクタイルになっていて、キッチンやクローゼット、水回りなども扉のないオープンなタイプ。開放的でより広く見えます。

 

リビングの元押入れだった場所は、扉がないことを利用してjamさんはこんな風にくつろぎスペースに変えています。素敵ですね。

 

ご実家に暮らしていて、そこまで引越しはお急ぎではなかったというjamさん。goodroom の Instagram でたまたま見かけて「このお部屋なら住みたい!」と住んでいるイメージが湧き、すぐに内覧。一人暮らしをスタートさせました。「新築とか築浅の綺麗なお部屋だと、逆にどんな風に住んでいいのかわからなくて。ここは古い団地をリノベーションしているので、合板や塗装の壁、土間など、素材感がいいなと思ったんです。ピカピカしてなくて、ラフな感じが、気に入りました」

 

駅から坂道なのだけ、ちょっと大変だそうですが、その分見晴らしがとてもいいのだとか。お仕事用の机は、窓際に配置しています。

 

とても気に入っているというラフな洗面台。「このくらいラフな方が、自分が使いやすいように合わせられるので、いいですね」

 

同じく、作りこまれていないところがお気に入りのキッチン。「最小限のものでスタートしてみよう」とガスコンロをおかず、卓上の小さなIHコンロのみ。生活感が出ないように、手前に置いた無印良品のラックの奥に家電類は隠しています。冷蔵庫もこのラックの高さを超えないように、こだわりました。

 

土間の床も、とても便利に使っているそう。「植物の世話をしたり、工作をしたいときに、気にせずに使えるところがあるのは嬉しいですね」

 

 

植物に囲まれた、くつろぎの場所を作る

決めていることは、「物の定位置を明確にする」ことと、「素材感を大事にしたアイテムを使うこと」。プラスチックをなるべく使わず、木や、もしくは金属など、このお部屋に馴染むものを選んでいます。

こちらは寝室。シンプルに整えられていて、居心地が良さそうですね。

 

この使い方、いいなと思ったのは、こちらのくつろぎコーナー。普段はマットレスを畳んでソファがわりに。

 

お客さんが泊まるときや、気分転換にしたいときはマットを伸ばしてここで寝られるようになっています。

 

柱でいい具合に区切られたこの場所を、とても上手に使っていらっしゃいます。IKEAで購入したリラックスチェアとオットマンの組み合わせも素敵。

 

いろいろな場所に、上手にグリーンを配置しているのも、居心地良さの秘訣ですね。

 

「できればここからあまり引越したくない」というほど、このお部屋を気に入っていらっしゃるjamさん。まさに、運命の出会いだったんですね。一目でピンときた、自分の感性に合うお部屋だからこそ、こんな風に工夫しながら素敵に暮らしていけるのかもしれません。

 

 

 

jamさんのInstgramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/jam_154/

 

 

 

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出典: goodroom journal 

記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)

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情報提供元:PeLuLu
記事名:「心地よい一人暮らしのインテリア 土間のあるリノベーション団地で緑に囲まれて暮らす