フォトグラファーが表現する、こころ揺さぶる世界の鉄道風景

アマナイメージズでは、世界各地のフォトグラファーから写真をお預かりしています。その中から今回は、人気の「鉄道のある風景」の第二弾をお届けします。日本だけではない世界の鉄道風景を、ぜひみなさまのご提案にお役立てください。

ウクライナ 恋のトンネル

ウクライナにある、「恋のトンネル」と呼ばれる緑で囲まれた幻想的な線路。まるでアニメに登場しそうなこの風景は、約5km弱の区間で見る事が出来る現役の路線です。しかし、都心から電車を乗り継ぎ、さらに最寄りの駅から車やバイクを使わないと行けない場所だそうです。行くのが難しいからこそ、「恋のトンネル」と呼ばれる逸話が生まれるのかもしれませんね。

スコットランド ウエストハイランド・ライン


この路線は、蒸気機関車ジャコバイト号が映画「ハリーポッター」のホグワーツ特急のモデルとなったことで一躍有名になりました。上記の写真のグレンフィナン陸橋も映画内に登場しており、この景色を一目見たいと、ファンが殺到しているそうです。それ以外にもウエストハイランド・ラインは、数々の魅力的な景色を持つスコットランドを見ることができるとあって、世界でも屈指の観光列車です。

アメリカ シカゴの街中を走るCTAトレイン


シカゴのダウンタウンの街中を走る、CTAトレイン。中心部をいくつかの路線が乗り入れる形で環状線となって結んでおり、このエリア内は市民に「ループ」と呼ばれています。後ろに見えるのはシカゴのトランプタワー。ニューヨークの摩天楼にはない、アメリカのダウンタウンのおしゃれでカラフルな街並みはフォトジェニックですね。

アメリカ アマーストを走る鉄道


アメリカの内陸部にあるアマースト。広大な大地に真直ぐと伸びた線路と澄んだ空。なんとも開拓時代を連想する、古き良き時代のアメリカンなイメージの湧く1カットですね。

スイス ベルニナ急行


スイスの山岳地帯を走るベルニナ急行は、スイスでは氷河急行と並ぶ観光客に人気の鉄道の1つです。ベルニナ急行の通っているベルニナ線・アルブラ線は、雄大な景色とその景色と調和する鉄道技術を評価され、周辺の景観とともに世界文化遺産に登録されています。ちなみに、ベルニナ急行を運営するレーティッシュ鉄道は箱根登山鉄道と姉妹鉄道提携を行っています。

フランス 街中を走るメトロ


パリの街を行くメトロ。最新の車両がヨーロッパの中世の建物の間をすり抜ける様は、時代のコントラストがとても面白いですね。そんな中世の風景を壊さない新しい車両が、昔ながらの景観を大切にするヨーロッパの人々の感性が表現されていると思います。

ロシア モスクワ地下鉄のキエフスカヤ駅


モスクワ地下鉄のキエフスカヤ駅。1954年開業で、クレムリンなど他の著名な建築物と同様、目を見張るほど豪華な内装となっています。構内に飾られているモザイク画は、ロシアとウクライナの友好な関係が描かれているそうです。

イギリス 車窓から見える景色


最後に、イギリスを走る車窓から景色を眺める仲睦まじいシニアカップル。鉄道発祥の国イギリスは、優雅な時間の流れを愉しむ人生の過ごし方も教えてくれます。景色と合わせてみることのできる、様々な人間模様も鉄道の旅の魅力ですね。

まとめ

専任キュレーターが選んだ8選、いかがでしたでしょうか。アマナイメージズでは広告にご使用頂ける、いわゆる「素材」以外にも幅広い企画にお力になれる表現力のある作品を取り揃えております。是非、ご活用ください!

情報提供元:PORTFOLIO
記事名:「フォトグラファーが表現する、こころ揺さぶる世界の鉄道風景 8選 vol.2