アマナイメージズで取り扱う2.4億点超の膨大な写真・動画素材には、今をつたえる報道写真、他ではなかなか見られない自然科学分野コンテンツから、偉人や歴史的出来事を記録した貴重なアーカイブコンテンツも数多く含まれます。ユーザーの皆様に、旬な素材や貴重なコレクションともっと出会っていただきたいという思いから、この企画を開始しました。この記事では、2023年8月3週目の内容をまとめてのご紹介。ウィークリーで世界のいろいろ、ふりかえります。
文 :伊藤 章彦
(アマナイメージズ『Portfolio by amanaimages』編集チーム Editor at Large)
写真:
Sipa USA/amanaimages
Brian Skerry/Minden Pictures/amanaimages
ZUMA Press/amanaimages
Suzi Eszterhas/Minden Pictures/amanaimages
振るわないこともある。けれど、それもまた歴史の1ページ。
勝利を飾る笑顔だけがすばらしいわけじゃない。人の記憶にどんな形でのこっていくのか、写真はつたえてくれる。
日本はこの時期、甚大な台風被害、水害に見舞われてしまうことが多くあります。一方で、乾燥している地域での夏の山火事もまた人の手では止められない勢いを持った、恐ろしいもの。人の力が及ばないことの多さを感じさせられます。(ハワイの山火事)
今週も自然科学コンテンツならアマナイメージズ、と頼んでくれている様です。頼もしい仲間。
親子の姿、いろいろ。
ムラッハムという言葉を聞いたことがありますか?これはイスラム文化圏における、ヒジュラ歴(イスラム歴)第一番目の月の呼び方です。完全な太陰暦であるヒジュラ歴は、私たちが使うグレゴリオ暦の日付を基準に見た場合、毎年11日ほど早まっていくことになるので、グレゴリオ暦で考えた時に、毎年いつである、と正確には言えないことになります。争いを禁じられた聖なる月に該当するそうですが、ムハッラム月の10日目は「ヤウム・アル=アーシューラー(「10番目の日」の意)」もしくは「アーシューラー」と呼ばれ、イスラム教の創唱者、ムハンマドの死から50年後、ヒジュラ暦61年アーシューラーの日に初代イマーム(イスラム教の指導者)アリーと預言者ムハンマドの娘ファーティマの次男であり、シーア派の人々から第3代イマームとみなされていたアル=フサインがウマイヤ朝の軍により殺害されました。このフサインの死を追悼する殉教祭であるため、とりわけシーア派の信徒の間では熱心に宗教行事が行われます。感情の高まりから、時として不測の事態に巻き込まれてしまうことも、と在イラン日本国大使館でも注意を促しています。
我々の常識や知識が、世界の限られた場所でしか通じないものであるということを知り、知らない世界があることもまた、写真が教えてくれます。
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いい写真がみつかる amanaimages Editorial
写真で伝える、アマナイメージズ。
情報提供元:PORTFOLIO
記事名:「amanaimages FEATURE of the week」