- Boomiは、業務合理化・複雑性の排除により、モンゴルのグローバル飲料メーカーによるデータ主導型組織としての運営を支援
- APUカンパニーは、Boomiプラットフォームを活用して、企業資源計画(ERP)・物流・人事システムとクラウドアプリケーションとを容易に統合し、よりコネクテッドな企業を実現
シンガポールとモンゴル・ウランバートル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --インテリジェントな接続と自動化のリーダーであるBoomi™は、乳製品・飲料の製造・販売業者であるAPUカンパニー(APU)が、業務の可視化とパフォーマンスの向上、市場投入までの時間の短縮、技術的リスクの排除を実現するために、カスタムAPIフレームワークでサポートされたBoomiプラットフォームを活用していると発表しました。これは、デジタル企業への転換と国際市場への挑戦というAPUの取り組みの中核をなすものです。
APUは1924年に設立され、モンゴルで最も長い歴史を持つ企業の1つとして、その地位を確立し、誇り高く業界をリードしています。扱うブランドの幅広さは目を引くもので、乳製品、ソフトドリンク、ビールなど35を超え、ハイネケンを主要株主の一社としています。同社は世界市場でのプレゼンス拡大に尽力しており、アジア、欧州、米国の8カ国にプレミアムブランドを輸出する計画があります。この野心的な目標を推進するため、APUはデジタル・トランスフォーメーションを採用し、様々なテクノロジーとプロセス自動化イニシアチブを積極的に推進しています。
APUは、成長するビジネス全体に新しいアプリケーションを展開する中で、基幹システムの接続、Microsoft Azureへのクラウド移行の簡素化、戦略的意思決定に役立つデータの一元化、APIとオープンデータを使用したサードパーティとの直接的なデジタルリンクの作成を目的として、Boomiサービス型統合プラットフォーム(iPaaS)を導入しました。
APUのアプリケーションサービス部門責任者、Munkhbat Luvsanbyamba氏は、次のように述べています。「APUのデジタル・トランスフォーメーションは、1つは製品流通を含む業務の効率化、もう1つは顧客、サプライヤー、パートナー、銀行、政府との接続基盤の確立による調達、支払い、税務・コンプライアンスレポートの自動化という2つの重要な要素によって裏付けられています。Boomiは、オープンデータを活用し、これらのコンポーネントを現在実行するとともに、将来に備えるための重要な役割を担っています。また、強力な統合により、意思決定のためのデータインサイトにアクセスできるようになり、デジタル組織になるにつれて複雑さとリスクが取り除かれました」
APUがBoomiを選択したのは、競合する選択肢を評価した結果、最もコスト効率が高く、使いやすく、拡張性の高いソリューションであることが証明されたからです。同社は、Boomi APIとAPI管理機能を含むBoomiプラットフォームを使用して、オラクル・エンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)、流通、人事(HR)システム、その他の業務システムやクラウドベースのアプリケーションを統合しています。この導入は、APUのデジタル化の中で、管理に時間がかかり、複雑さを増していた従来のポイント・ツー・ポイントの統合に取って代わりました。
Boomiに接続された環境により、膨大なアプリケーションが情報を引き出せるデータウェアハウスを、APUが開発できるようになりました。また、Boomiマスターデータハブ(MDH)を活用することで、データを360度可視化し、「ゴールデンレコード」を維持し、デジタル資産を包括的に管理することを計画しています。
重要なのは、BoomiによってAPUがオープンデータ環境を構築できるようになったことです。これにより、APUはサードパーティと「接続準備完了」状態となり、重要な情報を共有できるようになりました。例えば、規制・税務・報告の目的での政府機関とのリンク、ベンダーや顧客からの支払いにアクセスするための銀行とのリンク、容易な調達のための顧客とのリンクが可能になりました。
オーストラリアを代表するアドバイザリーおよびITソリューションプロバイダーであるAtturraは、APUの新しい統合機能の設計・アーキテクチャー・実装を主導し、その変革目標をサポートするために継続的なコンサルティングとマネージドサービスを提供しています。
Atturraのデータ&インテグレーション担当エグゼクティブ・ジェネラル・マネージャーであるジェイソン・フロスト氏は、次のように述べています。「APUがデータ主導の組織になるためには、テクノロジー運用を簡素化し、全般的にリスクを低減するための統合への新しいアプローチが必要であることは明らかでした。Atturraは、Boomiプラットフォームを中核に、APUのシステム、アプリケーション、データを再利用可能なAPIで迅速に接続するための、標準化された柔軟でスケーラブルな『API-fication』フレームワークを開発しました。これにより、増加するデータ量と接続ポイントをより適切に管理できるようになることで、APUはビジネスとパートナーシップの成長意欲を促進するために開始される新サービスの市場投入までの時間を短縮することができます」
Boomiのアジア太平洋・日本(APJ)担当バイスプレジデントであるトマス・ライは、次のように述べています。「モンゴルではデジタル変革の波が押し寄せており、APUはデータ駆動型企業になるためのコネクテッド基盤に注力することで、その先頭を走っています。APUは統合された環境で、デジタルの足跡を拡大し、APIを活用して成長するビジネスを合理化し、パートナーや顧客との関わり方と取引方法を将来にわたって確かなものにする準備が整っています」
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記事名:「APUカンパニー、Boomi導入による支援でデジタル・トランスフォーメーションとグローバル成長へ」