映画業界やスポーツ業界で採用済みの、話し手本人の感情、声、口調で翻訳する画期的な吹替プラットフォーム

CAMB.AIの先進技術は2024年全豪オープンで多言語AI吹替/翻訳を提供

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --100以上の言語、方言、アクセントによるあらゆる発声を、本人の声とニュアンスで瞬時に吹き替える技術を専門とする画期的な音声AI企業のCAMB.AIは、シードラウンドで400万ドルを調達したことを発表しました。Courtside Ventures、Ikemori Ventures、マエダ・エイサブロウ氏が主導する投資家グループには、TRTL Ventures、Blue Star Innovation Partnersが含まれています。



CAMB.AIは初期にTRTLとドバイ未来地区基金の投資を受けました。今回の資金は、CAMB.AIが2022年の創業後に示してきた成長と発展を、今後も続けていく力になるでしょう。CAMB.AIは創業以来、音声ローカライゼーションのためにゼロから作り上げたMARS TTSとBOLIトランスレーターを用いて、いくつかの技術的障壁を打破してきました。

CAMB.AIの最先端技術は言葉を翻訳するだけではなく、話し手本人の口調やニュアンスも捉えて伝えます。インプットから3秒未満で処理することにより感情を維持できます。これにより、翻訳されたコンテンツにもオリジナルの言葉と同等の強さと魅力が守られ、話し手の意図したインパクトが維持されます。最も多くのリソース言語を集めるCAMB.AIには、アフリカーンス語、マレー語、バスク語を翻訳する能力があります。これはグローバルなコミュニケーションをよりインクルーシブにすることに対するコミットメントの証です。

リードインベスターを務めたCourtside VenturesのパートナーであるVasu Kulkarni氏は、「このテクノロジーはまさに注目に値します。700以上の言語が話されるインドで育った私は、そこに膨大なコンテンツがあっても、理解できなければ消費は難しいということを、この目で見て知っています。今やインドのNBAファンが、マイク・ブリーン氏がヒンディ語で話す素晴らしい解説を聞きながら、ステフィン・カリー選手を観戦できる可能性が出てきたということであり、NBAの試合はさらにグローバル化するかもしれません」と述べました。

CAMB.AIは、CEOのAvneesh PrakashとCTOのAkshat Prakashが5年に及ぶテクノロジーの研究と構築を経て立ち上げた企業であり、その吹替コンテンツの再生数は1億回を超えています。すでにクライアントには、メジャーリーグサッカー(MLS)、テニス・オーストラリア、メイプルリーフ・スポーツ・アンド・エンターテインメント、ニック・ディジョヴァンニ氏、Narin Beauty氏、BeerBiceps、その他多くのライブスポーツ施設、メディア企業、個人のメガクリエーターが名を連ねます。

CAMB.AIは、2か月前にサウジアラビアの紅海映画祭で披露された、アラブ首長国連邦のナイラ・アル・カジャ監督のホラー映画「Three」でも使用され、世界初の完全AI吹替多言語長編映画となりました。

ナイラ・アル・カジャ氏は「私の映画を、どの言語でも世界中の皆さんが見られるようにしたいと思いました。ホラーの内容と融合した感情的なニュアンスを捉え、観客のために本物の体験を生み出せたのはCAMB.AIだけでした」と述べました。

最高のデジタルコンテンツが広く普及しているにもかかわらず、世界ではかなり多くの人々が、言葉の壁のためにコンテンツの本質を捉え損なっています。伝統的な翻訳と吹替の手法では、1つ1つのコンテンツを唯一無二の存在にしているオリジナルの感情、微妙なニュアンス、口語表現を伝えきれない場合があります。CAMB.AIは、独自の最先端生成AI技術を用いて、口語的で文脈に沿った翻訳、ゼロショットのクロスリンガル音声クローニング、クロスリンガルタイム同期、バックグラウンドスコアの保存などを、他社と比べて圧倒的に短い時間と低いコストで提供し、革命的な吹替を実現します。

CAMB.AIのCEOで共同創業者のAvneesh Prakashは、「今日はCAMB.AIにとって記念すべき日となりました。私たちのビジョンを理解し、成長を支援してくださる投資家グループがいることを嬉しく思います。当社のテクノロジーはすでに驚くほど採用されており、今回の資金調達によって、さらなる開発と世界的な拡大が進むと期待しています」と述べました。

CAMB.AIは最近、MLSによって600以上の企業の中からMLSイノベーションラボの初期メンバーに選ばれ、CAMB.AIの翻訳技術をMLSの幅広いメディアエコシステムで試験することが計画されています。また、テニス・オーストラリア、ワイルドカード・ベンチャーズ、テックスターズの共同事業である独占的な2024年AOスタートアッププログラムにも選ばれ、最も新しいところでは、2024年全豪オープンでAI多言語吹替と翻訳にCAMB.AIのテクノロジーが使用されました。

テニス・オーストラリアのイノベーション責任者であるMachar Reid氏は、「世界中のファンに向けて、コンテンツをもっと利用しやすくパーソナライズされたものにすることは、間違いなくAOの優先事項です。CAMB.AIには、以前は不可能だった方法で、そうした視聴者と私たちの結びつきを深めるポテンシャルがあります」と述べています。

CAMB.AIの詳細と機能については、https://www.camb.ai/をご覧ください。

CAMB.AIについて
2022創業のCAMB.AIは、5年に及ぶ言語と翻訳分野の高度なAI研究を基盤に、コンテンツのローカリゼーションの先頭を走ります。当社のチームはカーネギーメロン大学、アップル、アマゾンなどの有名な機関・企業出身のAI専門家で構成されています。当社はゼロショットAI吹替プラットフォームの先駆けであり、120以上の言語で極めてリアルなコンテンツ翻訳を提供してきました。CAMB.AIは、メディア、スポーツ、教育など各種領域のコンテンツのクリエーターと所有者が、言語の壁を越えてコンテンツに世界規模で普遍的に意味をもたせられるように支援します。

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記事名:「革命的音声テクノロジー企業のCAMB.AIが、Courtside Ventures、Ikemori Ventures、マエダ・エイサブロウ氏が主導する400万ドルのシードラウンドを発表