AIインフラストラクチャーの拡張に向けた準備が整っていることが実証する協業により、アルファウェーブ・セミとイノライトの光接続分野におけるリーダーシップを拡大
ロンドン&トロント--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界のテクノロジー・インフラ向け高速接続およびコンピュート・ソリューションのグローバル・リーダーである アルファウェーブ・セミ (LSE:AWE)は、データ・センター用光学機器のリーダー企業であるイノライト・テクノロジーとの協業を発表し、OFC2024にて低消費電力かつ低遅延のリニア・プラガブル・オプティクス(LPO)の実演を行うこととなりました。この実演では、イノライトの「LPO OSFPオプティクス」を搭載したアルファウェーブ・セミの「PCIe 6.0 ® サブシステム(コントローラーおよびPHY)」をレーンあたり64Gbpsで動作させ、分離型ネットワークへの障壁をなくし、データ・センター規模での接続を実現することを披露するものとなります。アルファウェーブ・セミは、業界をリードする、実績のある「PAM4 SerDes PHY」と組み合わせたアルファウェーブ・セミのコントローラーIPを搭載した完全なPCIe 6.0サブシステムを提供し、また、業界をリードする光学機器供給業者であるイノライトと協業することで、次世代データ・センター・インフラストラクチャーにおけるAIワークロードの拡大に不可欠な光接続とメモリ一貫性のソリューションの展開を加速するエコシステムを育成しています。
イノライトの最高マーケティング責任者であるOsa Mok氏 は、「アルファウェーブ・セミとイノライトの協業をうれしく思っています。これは、低消費電力と低遅延の両方を提供するPCIe 6.0の光接続を実証し、高帯域幅および高密度なAIネットワークの厳しい要求を満たすために調整されています。アルファウェーブ・セミのPAM4 DSP物理層技術は、イノライトのLPO OSFPとの活用で、ハイパースケーラーが次世代の分離型コンポーザブル・ネットワークを実装するのを可能にします」と述べています。
アルファウェーブ・セミの最高技術責任者であるTony Chan Carusone は、「我々は、イノライトとの協業を光学を介したPCIe技術の採用を加速するための重要な原動力と見ています。イノライトの市場をリードする光学ソリューションとアルファウェーブ・セミの強固なDSP技術の組み合わせは、光学を介したPCIe技術により、いかに顧客がコンピューティングやデータ処理のAIワークロードの接続性を大幅に拡大できるかを示すものです」と話しています。
OFC展示ホール、イノライトの2625番ブースでの実演
参加者は、低消費電力で低遅延のリニア・プラガブル・オプティクス(LPO)の実演を体験することができます。これは、イノライトのLPO OSFPオプティクスを備えた、レーンあたり64Gbpsで動作するアルファウェーブ・セミのPCIe 6.0サブシステム(コントローラーおよびPHY)を披露するものです。
アルファウェーブ・セミのPCIeポートフォリオに関する詳細: アルファウェーブ・セミの「PCI-Express」および「CXLソリューション」
アルファウェーブ・セミによるコントローラーとPHYのPCIeサブシステムは、極めて電力効率が高く、低遅延で、非常に信頼性の高いインターフェースIPであり、業界で最も成功したPAM4 SerDes IPを基に構築されています。最先端のテクノロジー・ノード上で利用可能です。メモリ性能が鍵となるAIおよび高性能計算(HPC)システムでは、アルファウェーブ・セミのPCIe 6.0サブシステムが、PCIeおよびCXLコントローラーを使用してCXL 3.0をサポートするように拡張でき、データ・センター水準でのメモリ一貫性を実現します。
イノライトは、データ・センター規模でのAIワークロード向けに、シリコン・フォトニクス・プラットフォームを用いて低消費電力で低遅延の400G、800G、および1.6T LPOのソリューションを幅広く提供しており、PCIe第6世代以降の光接続をサポートする機能があると見込まれています。イノライトはまた、LPO-MSA( www.lpo-msa.org )の創設メンバーでもあり、業界のエコシステムと積極的に連携し、AIネットワークおよびコンピューティング・アプリケーション向けのLPOソリューションの幅広い採用を促進しています。
PCI-SIG®、PCI Express®、およびPCIe®は、PCI-SIGの登録商標および/または役務商標です。
アルファウェーブ・セミについて
アルファウェーブ・セミは、世界のテクノロジー・インフラ向けに高速接続とコンピュートシリコンのグローバル・リーダーです。データの急激な増加に直面する中、アルファウェーブ・セミのテクノロジーは、より高速で信頼性が高く、高性能で低電力のデータ転送を可能にするという重要なニーズに応えています。当社は垂直統合型の半導体企業であり、当社のIP、カスタムシリコン、コネクティビティ製品は、データセンター、コンピュート、ネットワーキング、AI、5G、自律走行車、ストレージなどの分野で、グローバルなティアワン顧客によって導入されています。半導体IPのライセンシングで実績のある専門技術チームによって2017年に設立された当社の使命は、デジタル世界の中心にある重要なデータインフラを加速することです。アルファウェーブ・セミの詳細については、 awavesemi.com .
アルファウェーブ・セミおよびアルファウェーブ・セミのロゴは、アルファウェーブIPグループ株式公開会社の商標です。無断転載を禁じます。
イノライト・テクノロジーについて
イノライトは、AIやデータ・センターのアプリケーションを中心とした光通信ネットワーク用の高速光ソリューションを幅広く提供する世界的リーダー企業であり、カリフォルニア、シンガポール、タイ、台湾、および中国の蘇州と、世界的に拠点を有しています。詳細情報については、 www.innolight.com をご覧ください。
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記事名:「アルファウェーブ・セミとイノライトが協業し、OFC2024にて、高性能AIインフラストラクチャー用PCIe 6.0 ® サブシステム・ソリューションによる低遅延リニア・プラガブル・オプティクスを実演」